概要
バンダとは、「縛る」「締め付け」という意味があり、筋肉を締め付けることにより、体の中の流れに変化をもたらす技法のことをさす。アサナと組み合わせてバンダを行うことで、内側のエネルギー効率をよりよくすることができる。
概説
バンダには具体的には、ムーラバンダ(会陰部)、ウディアナバンダ(腹部)、ジャーランダラバンダ(のど)の3ヶ所を呼吸と連動させて行う。また、3ヶ所を同時に締め付けることをマハーバンダという。
バンダを行う際には呼吸を止めて行うが、長い時間のバンダや回数を多く行うと、脳が「酸欠状態」になる可能性があるため、注意して行う必要がある。
特徴
バンダの種類
- ムーラバンダ(Mula Bandha)会陰部のバンダ
- ウディアナバンダ(Uddiyana Bandha)腹部のバンダ
- ジャーランダラバンダ(Jalandhara Bandha)のどのバンダ
- マハーバンダ(Maha Bandha)3ヶ所を同時に締め付けるバンダ
出典・参照元
- 小山一夫『「火の呼吸」で強くなる!』株式会社青春出版社 P89
- 雑誌『Yogini』vol.57(枻出版社)P50-51