歴史
北インドのパンジャーブ地方に生まれ、幼い頃からヨガを学び、16歳でクンダリーニヨガマスターになったヨギ・バジャン師(Yogi Bhajan / 1929~2004)が1969年カナダにわたり、全米にクンダリーニヨガを広めていった。
目的に応じたヨガや瞑想を通したクリヤ(浄化法)を行っていくメソッドで、一般的なクリヤはアサナや繰り返しの動作、呼吸法、マントラなどを組み合わせた構成となっている。数あるヨガの流派の中でも、最もパワフルなヨガスタイルのひとつである。
特徴
「火の呼吸」という独自の呼吸法を修練する、エネルギッシュでパワフルなヨガであり、精神力と身体能力も養われ、ストレスや急激な変化に対しても柔軟に向き合えるようになる。
ほかの流派と異なる点は、アサナだけでなく特徴的な繰り返しの動き(腕を上下に揺らすetc)を一定の時間続けたり、パワフルな独自の呼吸法「火の呼吸」を行うヨガスタイルでクンダリーニ・エネルギーの解放を目指しているところである。
アサナのポイント
「火の呼吸」は短時間に早いペースの腹式呼吸を多く行うことで、毛細血管まで血液を循環させ、有酸素運動に値するほどエネルギーを全身にいきわたらせる方法である。
このため、格闘家やアスリートにも人気が高まっている。「気づきのヨガ」とも呼ばれ、マントラを使った瞑想では、高い波動で心身を浄化していくことが可能となる。持続的にこのヨガのプラクティスを取り入れることで、心・体・魂の調和を整えていくことができるため、自分を限りなく高めていくことができる。
こんな人にオススメ
チャクラを活性化させることや、、背骨の基底に眠っているクンダリーニ・エネルギーを目覚めさせること、瞑想やキルタン音楽、エネルギーワークに興味のある方。
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