概説
起源はヒンドゥー文化にあり、ヒンドゥーの宗教と関連している。チャクラについては、「ヴェーダ(知識)」として知られるヒンドゥの経典の一部である、紀元前7世紀に書かれた「ウパニシャッド」という宗教的な文献が元になっているといわれている。
7つの主なチャクラ(ムーラダーラ、スワディスターナ、マニプラ、アナハタ、ビシュダ、アジュナ、サハスラーラ)は、瞑想を行う際に意識を向けるポイントにもなっている。
特徴
チャクラに起こっていることを順序立てて理解することは、心、身体、魂に大きな変化と癒しをもたらす。
チャクラが活動的か、不活性な状態か、またバランスが保たれているか、逆に過活性になっているのかなどを的確に理解し、ヨガや呼吸法(プラナヤーマ)、瞑想、食事やアロマセラピーなどを活用してバランスを整えていくことで、自分の行動パターンや健康のパターンをも分析し、整えていくことができる。チャクラを整え、穏やかでより良いエネルギーで日々を過ごしていくことで、置かれている環境やまわりの人との調和も高めていく。
ヨガを実践し、ポーズ(アサナ)を習慣的に行っていくことで、プラーナ(気・大気中のエネルギー)を呼吸とともに身体に取り入れ、体内のエネルギー経路を通って各チャクラを刺激し、バランスをとることに大きな効果を与える。