編集長kayaとYogini編集デスクの大嶋朋子さんの対談写真

【動画】『伝えたいこと』を届ける!書くための「頭の整理術」

ヨガの情報番組『YOGI’s CHANNEL』を動画で見る

ゲストは、雑誌『Yogini』の編集デスク:大嶋朋子さん

kayaインタビュー
kayaインタビュー
みなさん、こんにちは!
こんにちは。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
YOGI’s CHANNEL、司会の栢原陽子です。

この番組は、「ヨガをもっと面白く、もっと本質的に」をモットーに、ヨガのWebメディア『ヨガジェネレーション』がお送りしています。

毎回ゲストをお招きして、あるテーマを深掘りしていくヨガの情報番組です。

本日は、雑誌『Yogini』の編集デスク、大嶋朋子さんにいらしていただきました。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。大嶋です。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
まずは、大嶋さんについてご紹介します。雑誌『Yogini』のほか、雑誌『Yoga.style』や…webメディア、あっ…!!失礼しました。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
雑誌『Yogini』の編集デスク 大嶋朋子さん
雑誌『Yogini』のほか、雑誌『YOLO.style』やwebメディア『YOLO.web』の編集デスクを務められています。専門学校卒業後、フリーランスのライターとして健康本や医療本の執筆に携わります。ピークス株式会社を経て、エイ出版に入社。

『RETRIEVER』『アロマじかん』『ハワイスタイル』の編集長、『東京生活』の副編集長を経て、その後はトレーニング本や女性の心と体を豊かにする書籍の編集に携わります。これまでにインタビューしてきた人数は数千人を超え、現在は、心理カウンセリングや傾聴を学び、日々女性の心と体についての知識を深めていらっしゃいます。

kayaインタビュー
kayaインタビュー
今日はそんな大嶋さんに『ファンを作る情報発信の仕方』についてお伺いしていきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像

『伝えたいこと』をちゃんと読み手に届ける方法は?

kayaインタビュー
kayaインタビュー
それでは質問です。ヨガのインストラクターさんでFacebookやSNS、またはブログで自分で情報発信をする時に、「今日はあれ書こう」とか、書きたいこと、伝えたいことはあると思うんですね。

でも「頭の中がこんがらがって結局書いてみたら何が言いたかったのか分からなくなった」みたいなこともあると思うんですけど、伝えたいことを伝えるためには、どういう方法がありますか?

はい。まずは誰に伝えたいのか、というのを明確にする。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
はい! 「誰に」とは?
はい。FacebookとかInstagramでもいろんな人と繋がっているとは思うんですけど。

じゃあ、自分の講座を伝える時に「この講座は誰が対象者なのか」というのを自分でわかっていると思うんですけど、その人を相手に書く。

不特定多数ではなくて、「決めた人に対して書く」という明確さが必要だと思います。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像

伝えたい相手が何を求めているかわからない時は?

編集長kayaとYogini編集デスクの大嶋朋子さんの対談写真
自分の勉強のためにもしっかりメモするkaya
kayaインタビュー
kayaインタビュー
どういう人に伝えたいか、ということだと思うのですが、でもその人が何を求めているかが、いまいち分からない人もいると思うんですけど、そういう時はどうしたらいいですか?
そういう時は、一般的には、例えば年代だったり、その人の生活環境や、「このヨガはこの人のここに効くよね」というのが分かっていれば、そういうことを集めてきてそれを発信することですね。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
悩みとかもですか?
そうですね、悩みとか。その人の悩みも分からなければ、この人にはこういうのがいいんじゃないか?と想像してみるとか。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像

書く時に編集者が使う『頭の整理術』

編集長kayaとYogini編集デスクの大嶋朋子さんの対談写真
書く時に編集者が使う『頭の整理術』を語ってくださる大嶋さん
kayaインタビュー
kayaインタビュー
その他に、何か頭を整理する方法があるって聞いたんですけど?
はい、いくつかありまして。

1つはまず、「手を使うこと」。インストラクターさんって、ツールとしてはスマホやパソコンだったりが多いと思うんですけど、手でメモをすることって最近減っているのではないかな?と思うんです。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
はい、みんなそうですよね。
でも「手を使う」というのは、例えば最近、漢字を書かなくなってきているので、「この漢字なんだったっけ?」って思い出すだけでも脳に刺激がいきます。

漢字、カタカナ、ひらがなを使い分けるところに、また刺激がいきますよね? それから、文字もビジュアルなのでイメージが変わってくる。

それから、それを書くことで立体にできるんですよね。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
立体???

はい。こことここをつなげようとか、線を引いてみるとか、「あとは、ここにちょっとこういう話もあるよね」みたいなことを新たに加えたりすることが自在にすぐにできる。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
あー、はい!そうですね。
パソコン上だと、それがなかなかうまくいかない。物事はやっぱり立体に考えた方がいろんなことが思い出せて、つながりも良くなってくる、というところで、新しいものが発信できたりします。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
へーーーー!!!
だから手を使うのは、結構重要な要素かなと思います。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
「手を使う」ということは、「頭を使う」ということでもある、ということですね?
同義かなと思います。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
はい!
編集長kayaとYogini編集デスクの大嶋朋子さんの対談写真
書くより前に「単語」をたくさん書き出すのも必要
それから、2つ目のポイントは単語をたくさん出す。

まずはランダムに、とにかくこの企画に対して思いつく単語をいっぱい出してみる。たくさん出すことで、初めて取捨選択できるようになるので、まずはいっぱい出してみることが大事ですね。

で、3つ目のポイントですけど、その単語毎に1つの文にしてリスト化してみる。

  • これこれこういうことです
  • これこれこういうことです

そうやっていくと、1つずつに対して考えやすくなるんですよね。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
例えば、何かありますか?
例えば、定食を頼みました。そこにお箸とスプーンが出てきました。

そこで、お箸とスプーンと箸置きの話をするのに、「この食事をするためのカトラリー」という考え方ではなくて、「お箸の話」「スプーンの話」「箸置きの話」と1個ずつ考えていくことで、そこからのさらなる広がりが考えられたり、1つずつに対して深く考えられたりとか、っていう風になるんですよね。

3つのことを同時に考えると、用途も違うから頭の中が混乱していくんですよね。だから、整理が普段からしづらいという方は、たぶんそういうところにあるんじゃないかなと。

最初はまとめなくていいんじゃないかと思います。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
まずは「手を使って書き出す」、2つ目が「キーワードを出す」、3つ目が「1つ1つに分けて考えていく」で、その上で「取捨選択していく」。
4つ目のポイントが「音読してみる」ですね。

文になった時に、言葉にすることで自分の耳に入ってきて、客観視ができるようになるかなぁと思います。

例えば、Yoginiでも、私が考えた企画を編集長の橋村がそれを読んでツッコミを入れたりだとか、橋村が言ったことに私が何かを言ったりとかすることで、お互いに客観視することで、違う視点から物が見えてくるようになるんですね。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
うんうんうんうん。
これはすごく編集においては重要なこと。じゃないと、自分の思い込みだけで進んじゃうんですよ。

私もそういう癖があるので、ものすごく橋村にツッコまれるんですけど。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
そこはかなり重要な部分かと思います。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像

自分の頭の中を整理する4つのポイント

  1. 手を使う(=頭を使う)
  2. 単語をたくさん出す
  3. 単語毎に1つの文にして、リスト化してみる
  4. 音読してみる

情報を取捨選択する時に、どうやって決めたらいいの?

編集長kayaとYogini編集デスクの大嶋朋子さんの対談写真
情報を取捨選択する時に、どうやって決めたらいいの?
kayaインタビュー
kayaインタビュー
わかりました!取捨選択する時に、どれが大事とかっていうのは、もう自分の感情だけで決めていいものですか?
えーと、感情だけだとさっきの思い込みに走ってしまうので。笑
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
そうですよね。笑
じゃあ、どうしようかと言うと、「対象者が何を考えているのか」というところで物を見ないといけないと思いますね。

その対象者が考えていることが分からなかったら、対象としている人に聞いちゃえばいいんじゃないかと思います。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
なるほど!生徒さんとかってことですね!?
はい。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
なるほどー。笑

Yoginiは取材の前の取材をして作られていた!

Yogini編集デスクの大嶋朋子さんが話をしている写真
Yoginiは取材の前の取材をして作っていると語ってくださる大嶋さん
例えば、私たち編集の仕事って、聞くことから始まるんですよね。取材の前の取材がある!
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
へーーーーーーー!!
「こういう方向性かな?」って思うために、その前に取材があって、その次に同じ人に聞くかもしれないし、違う人に聞くかもしれないっていう本取材がある。

それが違う方向かもしれないけど、最初に方向性を持っておくことで、次に進められる、というのはあるかもしれないです。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
なるほど!!じゃあ「分からない時には本人に聞きましょうね」ですね。笑
そうですね、だって生の声が一番よくないですか?
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像

リサーチはどのくらい必要なの?

編集長kayaとYogini編集デスクの大嶋朋子さんの対談写真
個人ヨガインストラクターさんに、リサーチはどのくらい必要?
kayaインタビュー
kayaインタビュー
そうですね、ごもっともです!だいたい、何人くらい聞いたらいいですか?
私の感覚では、人によるとは思うんですけど、まずとりあえず3人くらい聞いてみる。2人だと対立して終わりかもしれないけど、3人だと中間点が出てくるかもしれないから。

3人くらい聞いてみんなが同じ方向を向いてるなら、あと2人くらい聞いてみて、その2人が何を言うか。

みんなが本当に同じことを言うんだったら、「じゃあ、そこでいいじゃん」ってなると思うんですけど、また違うことを言う人がいるのであれば「また違う見方があるんだな」っていう風に考えればいいと思います。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
ふむふむ
多ければ多いほどいいかっていうと、自分1人のもので言うと混乱しちゃうと思うので。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
そうですよね。
ある程度のところで、まぁ5人くらいでも多いかなぁとは思いますけどね。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
みんなが違うことを言った場合に、どうしたらいいんですかね?
それこそ、立ち返って「誰に伝えたいか」ということになると思います。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
あーーーーーー!

じゃあ、みんなが違う悩みを持っていたら、どの悩みの人を解決してあげたいかっていうことですね?

そうです!
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
なるほど!ありがとうございます!本日は以上となります。

最後に、大嶋さんから何かお知らせはありますか?

はい、ヨガジェネレーションさんで私と先ほど名前が出た橋村とで、文章講座をさせていただくこととなりました。

第1回目を6月16日(日)に行います。その後、定期的に開催していきますので、チェックしてください。

大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
もう1回目は満席になってます。
はい、ありがとうございます。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像
kayaインタビュー
kayaインタビュー
あと、Yoginiさんから?
はい、隔月の奇数月20日にYogini、出ております。これもぜひ、チェックしてください。よろしくお願いします。
大嶋朋子プロフィール画像
大嶋朋子プロフィール画像

お知らせ:LINE@をはじめました

LINE@のお友達登録アイコン
LINE@のお友達登録アイコン
kayaインタビュー
kayaインタビュー
では、最後にヨガジェネレーションからのお知らせです。ヨガジェネレーションでは、LINE@をしており、LINEのお友達検索からローマ字で「@yogagene」で検索いただくと、お友達になっていただけます。「yogagene」の前に「@」をつけて検索してください。
kayaインタビュー
kayaインタビュー
それでは、本日のゲストは大嶋朋子さんでした。最後までご覧いただき、ありがとうございました。次回もまた見てねー!お願いしますー!

ヨガジェネレーション講座情報

ライティング講座