前回のスリランカでのヨガレポートはこちら。
スリランカでアーユルヴェーダ施術を受けてみた!
インドで発祥し、スリランカで広く普及したといわれるアーユルヴェーダ。 スリランカには、アーユルヴェーダのスパや病院などがたくさんあります。
スリランカの空港内にもあり、スリランカ内に幾つもの店舗を持つ アーユルヴェーダのスパ「SIDDHALEPA SPA」。
今回、私が行ったSIDDHALEPA SPAは、コロンボの中心部から少し離れた マウントラビニアというエリアにあり、アーユルヴェーダの病院の内部にスパがありました。
アーユルヴェーダといえば「アビヤンガ」
今回、「アビヤンガ」といわれる、オイルマッサージの予約をしていたのですが 、アーユルヴェーダの施術を受ける前に、まず診察室に入り 身長、体重、脈拍の測定をし、医師の問診を受けなくてはいけません。
そして健康状態のチェックを全て終えてから、スパの受付へ向かいます。
更衣室に案内されると、薄手のガウンのようなものに着替えてから マッサージ用の部屋に向かいます。
今回体験した「アビヤンガ」は、天然のハーブを使ったオイルを使用していて 香りだけでも十分に癒されました。
たっぷりのオイルを使った1時間のマッサージは、痛くもなく弱すぎることもなく、 心地良い強さで、全身の疲れが吹き飛ぶようでした。
身体の内側からも毒素を排出する
マッサージが終わった後は、ショットグラス程の小さなグラスに入った ブランデーのような色のドリンクを飲んで終了。
このドリンクは、アルコールのような味がするのですが もちろんアルコールではなく、100%自然のハーブで作ったというもので 血液をサラサラにして、体の毒素を出してくれるというものでした。
アーユルヴェーダには、マッサージなどのトリートメント以外にも様々な治療法があり、スリランカでは医療としての位置づけになっていて治療行為は医師だけに限られているとのことでした。
併設の病院には入院施設もあり、患者の症状に合わせた治療のプログラムが組まれているそうです。
ちなみに、スリランカにはアーユルヴェーダの施術を受けながら滞在できる高級ホテルなどもあって、最近は、体の内側から綺麗になりたいセレブにも人気とか。
人間一人一人が持つ「体質」に合わせた、自然の治療法アーユルヴェーダ。ヨガと合わせて、「心・体・魂」の癒しと浄化に役立てたいですね。
執筆:Kumi