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ヨガイベント、Dharana to Tokyo(ダーラナ トゥ トーキョー)開催レポート!
現代に生きていると、自分が息をしていることすら、忘れてしまうことがありませんか?
情報や物が溢れ、ストレスの多い現代。この現代で、ヨガ・瞑想・禅で頭を空にすることの価値が上がり、実践する人が増えています。
それが、今の日本におけるヨガの在り方の一つに、確実になってきていると感じます。
そんな現代に解決策を投じるように、インドの伝統であるヨガに敬意を払いながら、東京という目まぐるしく変化する都市におけるヨガの在り方を示すヨガ×音楽のイベントが開催されました。
頭を静かにすると、「自分のヨガ」が見えてくる
11月17日(日)に東京・代官山で開催された「Dharana to Tokyo|ダーラナ トゥ トーキョー」。「脳疲労」をコンセプトにしています。
東京のヨガシーンは多様化していて、どんなヨガでも楽しむことができる。だからこそ、自分にとってのヨガを確立させて欲しい。
とは、主催である野村賢吾先生(Quiet time)。
そして、
きっとこのイベントの後には、自分にとってのヨガが見つかっているはず。
とも。頭を静かにすることで見えてくるものがある、という強い意志を感じました。
ゲスト講師は佐久間涼子。テーマは「呼吸」
佐久間涼子先生(THE BASIC)が担当した1本目のクラス、今回のクラスのテーマは「呼吸」です。
涼子先生のシンプルかつ確実なシークエンスに、DJ MICHiさんの音楽が絶妙に重なります。体の感覚と心地よい音楽で、いつもは忙しい脳が静かになり、ヨガをする自分と呼吸だけがその空間にはありました。
脳が静かになると体の力が沸き上がって、自然と呼吸が深まっているようでした。
「立ち止まること」に焦燥感を感じていませんか?
ラストの20分は、賢吾先生のクリスタルボールの演奏でシャバーサナを行いました。今、自分がどこにいるのかも分からなくなってしまうような極上のリラクゼーション。この贅沢な時間が、頭を空っぽにして、
現代に暮らしていると、「立ち止まること」に焦燥感を覚える方も多いのではないでしょうか?
でも、それをよしとしてくれるのがヨガなのかもしれません。そして、その時間こそが「自分」というもの、「自分が大切にしていること」を思い出させてくれる、貴重な時間なのではないでしょうか?
そして、ヨガはヨガスタジオにおいてだけでするものではない、ということも気づかせてくれます。呼吸に意識を向ける、目を閉じて内側に意識を向ける、それだけでも、目の間の現実はきっと違って見えるはずです。
改めてヨガの力を知り、この感覚を日常でも忘れないようにしようと思った方も多かったのではないでしょうか?
参加されたみなさん、きっと、「自分にとってのヨガ」をはっきり思い描けたと思います。お疲れ様でした!