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身近なことから始めたいエコ生活
ヨギー&ヨギーニの間ではすでに浸透しているかもしれないエコな生活ですが、2020年7月1日より、プラスチックの買い物袋が全国で有料になるなど、一般的にも徐々に自然を敬い、自然を意識した生活が広がりを見せています。
エコというと身近なことから取り組むのが一番簡単ですね。そんな中でも今回は、生活の中で誰もが関わる「食」でのエコについて、考えていきたいと思います。
「食」にまつわるエコな話
料理をしている間は、
- 食べ物を無駄なく使いきる
- コンポスト(生ごみや落ち葉、雑草などを処理して堆肥として使うこと)を活用する
- ガスや電気・水を大切にする
- 意識してゴミを減らす
など、「食は環境問題の縮図」ともいわれています。だからこそ、取り組めるエコがたくさんあるのではないでしょうか。
それらをまとめてエコ・クッキングと呼ぶ運動が生まれています。地球に暮らすひとりひとりが環境のことを考えて「買い物」「料理」「片づけ」をし、生活を見直し、限りある地球の資源を大切に使っていこうとする取り組みです。
東京ガスでは、この一連の流れを通して、環境に優しい食生活を送ることを「エコ・クッキング推進委員会」として提唱しています。運動の一環として定期的にエコ・クッキング講座も開催中です。
環境問題への気づきの場として、「食」を通して、「身近な題材で、体験的に楽しく考える」というコンセプトのもと、エコ・クッキングを考えてみてはいかがでしょうか。
エコ・クッキングの具体的な実践方法
エコ・クッキングで考えることはとてもシンプル。
買い物の時
- エコバッグを持参する
- 冷蔵庫の中を点検してから出かけ、余分に買うのを防ぐ
- 詰め替え用や簡易包装の物を購入するように心がける
素材について
- 買った食品の期限表示を確認し無駄なく使う
- 鮮度保持も工夫をする
- 旬の食材は栽培などにかかるエネルギーが少なくエコに繋がる
- 野菜の皮など、旨味や栄養素がたっぷり入っているところも無駄なく使いきる
調理中にできること
- 鍋にフタをする
- 盛り付けを工夫して食べ残しが少なくなるようにする
- 食べる分だけを盛り付けるようにする
後片付けの時
- 料理に使う油は温度、量、順序に注意して使い過ぎないようにする
- 余った食べ物は別の料理にアレンジする
- 食器や調理器具は古布やハケなどで一度汚れを拭き取り、洗う水を節約する
小さな努力の積み重ねが大きな変化を生む
どれも小さなエコですが、料理を作るというその工程の中だけでも、これだけエコに貢献することができるのです。
東京ガスが中心になったエコ・クッキング推進委員会の講座やイベントでは、楽しく料理を作ったり、試食したりしながら、エコ・クッキングの具体的な方法を学べます。キッチンから見るトータルなエコ。一度考えてみませんか?