記事の項目
日に日に冷え込みを感じ、木の葉も少しずつ色づいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は11月のカレンダーを配信、開始です☆
11月のオススメアーサナは『パールシュヴァコナーサナ』です。
今回はこの季節に適した心身のケアについてご紹介しつつ、このアーサナをオススメしたい理由を添えて、基本的な行い方を見ていきます。お付き合いください!
11月はどんな季節?必要なケアと意識したいこと
「秋うつ」に陥らないために
11月と言えば紅葉の見頃、季節的には日によって冷え込みがきつくなり、気持ちの上では年末に向けての準備をし始める頃ですよね。
本格的な冬に向かっていくため、動物も人間も精神的には警戒心が強くなりやすいと言われています。
また、日照時間がどんどん短くなることで、セロトニンと呼ばれる脳内物質が生産されにくくなり、気分が落ち込んでしまう「秋うつ」と呼ばれる症状が出る方も増える季節です!
夏から冬に向けて、身体は副交感神経優位から交感神経優位へと変化していきますが、こんな時こそリラックスする時間を持つ事で、自律神経を整えていきましょう。
特に今年はコロナやインフルエンザなど、例年以上に免疫力を維持したいですよね。
夏のように汗をかくこともなくなりむくみやすくなるので、東洋医学的にも水分代謝を体の内側から整えてくことが大切といわれています。
秋は代謝を促すアーサナを取り入れて、フットワークを軽く保ちながら、気持ちの上でも安らぎを見つけていきましょう。
美しい自然にぜひ目を向けよう
私個人はすぐに予定を詰め込みがちなので、なるべく旬のお野菜や自然に目を向けて立ち止まる時間を持つよう心がけています。
紅葉や木の実など、深まった秋にこそ堪能できる自然の美しさにはぜひ目を向けて、心を充電する時間を持つようにするのもいいですよね!
お子さんが居る方は一緒に秋探しをしてみても良いし、お料理好きの方やグルメさんは秋の味覚を堪能してみてもいいし、この季節ならではの楽しみを味わって、これから来る冬も楽しい気持ちで迎えられるように心を整えるのも、また一つのヨガかもしれませんね。
晩秋の11月にオススメのアーサナ
では、11月にオススメのアーサナをご紹介していきます。
晩秋にオススメのケアとしては前述したように、
- 水分代謝を良くする。
- 自律神経を整える事。
そこでオススメしたいのが、パールシュヴァコナーサナです。
パールシュヴァコナーサナの伸びで、心と体を整える
パールシュヴァコナーサナは「体側を強く伸ばすポーズ」、ともいわれているように、足から指先までを一直線上に気持ちよく伸ばし、体側へと呼吸を送り込むアーサナです。
イラストのようにダウンドッグからも繋ぎやすいので、レッスンではフローの中で出てくることが多いかもしれません。
このアーサナは体側を伸ばすことで水分の代謝を良くし、呼吸を深く繰り返すことで自律神経も整っていきます。
特に肺いっぱいに吸い込んで、お腹の底から吐き出す完全呼吸法は自律神経を強化し、交感神経と副交感神経の入れ替えをスムースにしてくれます。
また、腹式呼吸は内臓のマッサージにもなり、胃腸の働きを整える効果も◎。
両脇腹を伸ばす意識を持つことで気持ちよく背骨が伸びていく感覚を味わいながら、呼吸を深く繰り返しましょう。
まとめ
今回は11月のカレンダーに添えて、晩秋にオススメのアーサナをご紹介しました。心と体のバランスをとりながら、免疫力をしっかりつけて、健やかに冬を乗り切れる体に整えていきたいですね!
次回はこのアーサナの軽減のための調整法や、チャレンジポーズなどもご紹介していきます。お楽しみに♪
[download id=”42348″]