私は自身の闘病中にあごの骨を骨折してしまい、半年以上を『流動食』のみで過ごさなくてはならない期間がありました。そんな時、自分自身が主宰しているゆるベジをなんとか活かせないか??美味しくて、流動食が必要じゃない人でもワクワクするような流動食を作れないか??と思い立ち、その貴重な半年間は様々なスープを実験的に作って楽しんでいました。
そんな中でもよく作ったのはこちらです!色合いは地味ですが、味は抜群!キノコたちから深い味わいの出汁が出ます。ポイントは必ずえのき茸を使うことです。えのき茸の豊富な繊維質がスープの味わいをクリーミーにし、またその繊維質が腸のお掃除をしてくれるという・・・とても活躍してくれるキノコの一つです。
あとはその時々に手に入るキノコで試してみてくださいね。ちょっぴりニンニクを入れて味わいにアクセントを加えました。
レシピ
材料
- えのき茸
- お好みのキノコ類
- 長ネギ
- ニンニク
- お好みの出汁
- 味噌
- すり黒ゴマ
作ってみよう
- キノコ類を切る。石づきが気になるものは取り除いてざく切りにする。大きめのキノコは軸も一緒に縦にカットし、そこからざく切りにしていく。
- 長ネギは白い部分をざく切りに、緑色の部分は薄切りにする。ニンニクは荒く刻む。
- 厚手の鍋に、キノコ類・長ネギの白い部分・ニンニクを加えて、素材がかぶるくらいの出汁を加えて、弱中火で火を加えていく。途中でたくさんのアクが出てくるので丁寧に取り除く。
- 食材に火が通ったら、味噌を少しづつ加えて好みの塩加減に調える。
- いったん火から降ろし、ミキサーやブレンダーでなめらかにしてから、さらに火にかける。残りの出汁を加えながら、好みの濃度になるよう調える。
- 器によそい、ネギとすり黒ゴマを散らす。
ちょっと一工夫
- えのき茸の成分でとてもトロトロになるので、出汁を加えながら濃さを調節してくださいね。
見た目は地味でも、パワーは強力!
パッと見、とても地味、いやいやシックな見た目ですが・・・・・・・・このスープを飲んだあとは胃腸の調子がよくなるのが解ります!とくにお通じがスムーズになるので、今の冷え込みの時期に便秘でお悩みの方にはオススメです♪
木の器は、揺るぎない安定感を醸し出してくれます。
赤い器のポップな色合いもいいですね!
気軽にカップに入れて、『食事』というよりもブレイクタイムのお供に♪
そしてエネルギーをさらに補給したい時は温泉卵もオススメです!白いお皿を合わせて落ち着いた雰囲気に。
そして・・・お楽しみの、卵割り。
鮮やかな黄色が加わって、また違う表情を見せてくれます。こんな色合いの変化は五感を楽しませてくれますね♪五感をフル回転させながら楽しむ、ゆるベジレシピ。次回も温かいスープのレシピをお届けします。