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オートミールとは
ダイエット食として注目されているオートミールの原料は、オーツ麦(日本語名ではえん麦)です。
カルシウム、鉄分、亜鉛、葉酸、ビタミンB、ビタミンE、食物繊維などを含み非常に栄養価が高いため、ヨーロッパの健康志向のヨギーの間では日常的に食されています。
日本でお粥といえば、米をベースとしたものを思い浮かべるのではと思いますが、オートミールもお粥の一種です。
一般的にお粥は、米、麦、粟、ソバなどの穀類や豆類、芋類などを水で柔らかく煮た料理を指しますが、欧米ではこの2つの用語が同じ意味で使用されることもあるため、オートミールは欧米流のお粥とも言えるでしょう。
ヨギーの軽食にお粥が向いているわけ
ヨーロッパのヨギー、そして仕事や子育てに専念する多忙な世代にオートミールが好まれているのは下記のような魅力があるからでしょう。
- オートミールやトッピングの量を調整しやすく、その日のコンディションに合わせてほどよくお腹を満たすことができる。
- 調理時間が短いが栄養価は非常に高いため、多忙な社会人のライフスタイルと相性がいい。
- スナック菓子などよりも罪悪感や胃への負担なく小腹を満たせるため、健康的なダイエットが期待できる。
- 水やミルクと煮るため寒い季節にも取り入れやすく、身体を芯から温めることができる。
オランダでは日常的にオートミールを軽食として摂っている方が多いですが、風邪をひいたり免疫力が下がっているときの栄養食としてオートミールをストックしている家庭も多いです。
すぐに真似できるオートミールレシピ
今回はオランダ人が実践する市販のオートミールを美味しく食べるための材料とトッピングをご紹介したいと思います。
バナナ&ピーナッツバターオートミール
材料
- オートミール 40g
- バナナ 1/2
- 無糖アーモンドミルク 200ml
- シナモン 小さじ1/2
トッピング
- フリーズドライイチゴ
- ミニチョコレート
- スパイスナッツ
- バナナ 1/2
- ピーナッツバター 大さじ1
作り方
- オートミールとアーモンドミルク、シナモンと一緒に鍋に入れる。
- バナナの半分をスライスして鍋に入れ、5分ほど煮てからボウルにうつす。
- 残りの半分のバナナをスライスして、トッピングをのせて完成!
リンゴのシュトルーデルオートミール
シュトルーデルとは、果物などを薄いパイ生地で巻いて焼いたオーストリアの伝統菓子です。
材料
- 水 150ml
- カスタードパウダー 15g
- プロテインパウダー 15g(バニラ/クッキー/アーモンドなどお好みの味)
- オートミール 30g
- レーズン 15g
- リンゴ 1個
- シナモン 大さじ1/2
作り方
- 水、カスタード、プロテインパウダーを泡立て器でよくかき混ぜる。
- 1.を鍋に弱火でゆっくりと沸騰させ、濃厚なカスタードソースができるまで煮たら火を消して置いておく。
- オートミールをボウルに入れ、ボウルの半分まで水を入れる。
- 3.のボウルを電子レンジに1分間入れかき混ぜる。
- リンゴを細かく切り、シナモンと一緒に電子レンジに1分間入れてかき混ぜる。
- リンゴ、オートミール、バニラソースをボウルに入れ、レーズンをのせて完成。
亜麻仁入りココア風味のオートミール
材料
- オートミール 40g
- 亜麻仁 5g
- ホエイバニラ 10g
- アーモンドミルク 200ml
- ココアパウダー 10g
- バナナ 1/2
- ピーナッツバター 10g
作り方
- ココアパウダー、バナナ、ピーナッツバター以外の材料を鍋に入れ、かき混ぜながら沸騰させる。
- お好みのとろみになったら、ココアパウダーを混ぜる。
- バナナとピーナッツバターをトッピングして完成。
身体に優しいオートミールを日常に
オートミールは水やミルクと煮て食べることができるので心も身体も温まり、寒いこの時期にぴったりな軽食となるでしょう。
多忙なヨギーこそ、簡単に作ることができて栄養も満点なオートミールがライフスタイルに合うのではないでしょうか?
アレンジも楽しみながら、お気に入りのオートミールレシピを見つけてみてくださいね。
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに!