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見せたいイメージ通りに写真を撮るには?
ヨガジェネレーションではプロカメラマンによるプロフィール写真撮影会を定期的に開催しています。インストラクターのプロフィール用だけでなく、親子での記念や、毎年1回は撮影して自分の変化を記録しておきたいという方まで、様々な用途で活用いただけて人気の撮影会です。
その撮影風景のひとこま。普段通りのメイクと髪型で撮影にお越しになった1人のお客様が、最初は緊張していましたが、自然と落ち着きがでて、自信のあるキリッとした顔立ちに変わっていきました。
ただ、お客様のご要望は「親しみやすさが伝わる写真」なので今のままではイメージに沿いません。そこで、イメージを変えるべく、カメラマンが一言アドバイスしました。
カメラマン「いつも前髪はこの分け方ですよね?」
お客様「えっ!?何でわかるんですか!!??」
カメラマン「分かるものなんですよ。ちょっと試しに逆から分けてみましょう!」
そう言われたお客様、半信半疑に分け目をかえてみました。すると・・・
お客様自身には違和感やとまどいがあるものの、その違和感がうまくあどけなさを表現していて、可愛らしく親しみやすい優しい表情になったのです。スタッフもカメラマンもその方にお会いするのは初めてでしたが、そんなこちらにとっても驚くほど印象がガラっと変わったのがわかる瞬間でした。
出来上がりの写真を見てお客様も「あ、いいですね!こんな自分の表情、知らなかったです。これから分け目を変えようかな!」と自分の新たな一面が見られて嬉しそうでした。
前髪の分け目だけで大きく変わる印象
前髪の分け方は「顔の左右どちらを大きくみせるのか」ということに繋がります。ほとんどの人の顔は元々が左右非対称になっていて、印象は大きく違うようです。そのため、顔の正面にある前髪がその見え方も印象に大きく影響を与えます。
顔を変えるのは難しいですが、前髪の分け方を変えるのはとても簡単。自分では気づきにくい「人から見える印象」を前髪ひとつで操りましょう!
実際に前髪でどう変わるのかを調べてみました!
「左分け」の人の印象
親しみやすく優しい印象が伝わりやすい分け方。より女性らしさを出したい方は左分けにするといいようです。相手に安心してもらいたいとき、心を開いて欲しいときなどは左分けがいいかもしれません。
「右分け」の人の印象
真面目で大人っぽい印象が伝わりやすく、よりしっかりした印象を与えたい方には左分けがいいようです。少し背筋をシャキっと正さなくてはいけない時や、真剣さを伝えたい時などは右分けがいいかもしれません。
センター分け
美人、クールできりっとした印象が伝わりやすく、大人っぽくみられるようです。おでこを出して顔の周りを隠すため、小顔効果にもなります。エスニックな雰囲気も醸し出せます。
一直線に揃った前髪
センター分けとは逆におでこを全部隠すため、可愛らしい印象が伝わりやすいようです。ただ、左右どちらかに分けることが難しいので、この前髪にするタイミングには注意が必要です。
同じく揃った前髪でも、スタイリングによってはモデルさんのようにグッと大人っぽさをだすこともできるようです。
ヨガインストラクターとしてふさわいいヘアスタイルは?
ここまで、印象の違いをお話してきましたが、ヨガインストラクターとしての見え方を考えた場合、どのような印象をアピールすれば良いでしょうか。自分で鏡を前にして見ている印象ではなく、相手から見た印象を的確にとらえて、見せたい自分と見えている自分のバランスをうまくとることが大切です。
インストラクターとして大切な印象は、信頼感や安心感、そして清潔感ですね。様々なポーズをしても髪の毛が気になって集中できないようでは困ります。鏡の前でヘアースタイルを色々試してみて自分の新たな発見を見つけ出すのと同時に、信頼できる人にも見てもらいましょう。実際に「わたしってどんな印象?」と人に見てもらう方が、本当に自分では気付けなかった印象が発見でききますよ。