記事の項目
概要
太陽礼拝は、時代やにより様々なオリジナルが存在する。もともとは太陽を礼拝するための12のアサナの連なりでその一つずつにマントラが付いている。呼吸と動きを合わせて行うため、ヴィンヤサヨガタイプで行われることが多く、前屈と後屈がバランスよく入っている。
ポーズの名前
太陽礼拝(Sun Salutation / Surya Namaskar)
名前の由来
太陽を礼拝するときに、マントラと一緒に用いられたことがその名前の由来と考えられる。
ポーズのジャンル
立位、前屈、後屈
効果&効能
- 体力の向上
- 耐久性の向上
- 筋力が発揮しやすくなる。
- 柔軟性が高まる。
- 消化器官の調整
- 月経症状の緩和
- 姿勢をよくする
ポーズのとり方
- タダーサナから始める。胸の前で合掌する。
- 息を吸って、両腕を横から円を描くように持ち上げ頭上で合掌する。
- 息を吐いて、両腕を横から円を書くように降ろして両足の横に手を付ける。ウッターナーサナ。
- 息を吸って、上体を半分持ち上げる。アルダ・ウッターナーサナ。
- 息を吐いて、足を後ろに引き、プランクの状態からチャトランガ・ダンダーサナを行う。
- 息を吸って、顎を天井に向かってあげて、アッパードッグを行う。
- 息を吐いて、お尻を後ろに持ち上げて、アド・ムカ・シュヴァナーサナを行う。この姿勢で5呼吸行う。
- 息を吸って、両手の間に足を移動させて、上体を半分持ち上げる。アルダ・ウッターナーサナ。
- 息を吐いて、前屈する。ウッターナーサナ。
- 息を吸って、両手を横から回し上げて頭上で合掌する。
- 息を吐いて、胸の前で合掌する。
- この一連の動作を何回か続ける。
ポーズのポイント
・呼吸と動作を合わせて行う
ポーズのバリエーション
- プランク時に膝を床について軽減してもよい。
- アッパー・ドッグの代わりに、ブジャンガーサナで軽減してもよい。
禁忌&注意事項
以下の症状がある場合はこの動作を避ける
- 膝の損傷
- 喘息
関連項目
出典・参照元
- 太陽礼拝Aのシークエンスとアーサナ徹底解説
- 太陽礼拝の効果とシークエンスに込められた意味
- 角謙二『ヨガのポーズが丸ごとわかる本』株式会社枻出版社 P186-187
- 吉田香代子『ASANA Ⅱ』OM YOGA GROUP P21-22
- 雑誌『yoga Journal』vol.1 p66-68