記事の項目
概要
「プラーナ」は「生命エネルギー」、「ヤーマ」は「運ぶ」を意味する。自分を取り巻く環境から、息を吸う・吐くことを通して生きるためのエネルギーを取り入れ、それを全身に行き渡らせることを指す。物を食べ、水を飲むことでもプラーナを取り入れているため、それら全てがプラーナヤーマと位置付けられることもある。
ポーズの名前
プラーナヤーマ
ポーズのジャンル
呼吸
効果&効能
- 内臓系器官の活性化
- 基礎体温上昇
- 喉の浄化
- 呼吸器系を整える
- 肺活量増大
- 免疫系、分泌系、神経系を整える
- 心の安定
- 頭を鎮静させる
ポーズのとり方
各プラーナヤーマで異なるが、基本的にはバンダが扱える体位で行う。スカーサナやバジュラーサナで行うことが多いが、椅子に座ったり、仰向けで行うこともある。
ポーズのポイント
- 息を止めるとき(クンバカ)は、ジャーランダラ・バンダをする。
- ムーラ・バンダをしておく。
- 食後は避ける。最低でも2時間は間隔をあける。
- 静かで心地よい場所で行う。練習中にストレスとなる環境は避ける。
- プラーナヤーマの後は、手順を踏んで覚醒し、必要であればシャヴァーサナを行う。
禁忌&注意事項
- 血圧トラブルのある方は、息を止めるプラーナヤーマは行わない。
- 妊娠時、生理中は息を止める、または腹圧をかけるプラーナヤーマは行わない。
関連項目
出典・参照元
- 吉田香代子『OMYOGA理論』OM YOGA GROUP P11-13
- 呼吸法で人生が変わる!?ヨガの呼吸・プラーナヤーマの効果とは