概要
サンスクリットとは、古代インド・アーリア語に属する言語であり、南アジア、東南アジアにおいて用いられた古代語である。
ヨガのポーズの名前は、すべてサンスクリット語で名付けられており、意味を理解しやすいように、日本語や英語の名前も併用し使用されるが、正式名称はすべてサンスクリット語である。
概説
サンスクリットは50文字で構成されている。日本語の五十音図の基礎にもなっており、母音(あいうえお)はサンスクリットを基に作成されたと言われている。また、日本語だけでなく、英語の語源にもなっている。
特徴
代表的なサンスクリットとヨガのポーズ(アサナ)名。
- Adho|アド(下向きの):Adho Mukha Svanasana(下向き犬のポーズ)
- Baddha|バッダ(合わせる): Baddha Konasana(合せきのポーズ)
- Privrtta|パリヴリッタ(ねじる):Privrtta Trikonasana(ねじった三角のポーズ)
- Uttita|ウッティタ(上に伸ばした):Utthita Trikonasana(三角のポーズ)
- Parsva|パールシュヴァ(体側/横):Utthita Parsvakonasana(体側を伸ばすポーズ)
- Ardha|アルダ(半分):Ardha Chandrasana(半月のポーズ)
- Uttana|ウッターナ(まっすぐ伸ばす):Uttanasana(立位の前屈のポーズ)
出典・参照元
- weblio辞書「サンスクリット」
- レファレンス協同データベース
- 雑誌『Yogini』 vol.57(枻出版社)P62-63