聖者マツィエンドラのポーズ

概要

サンスクリット語で、アルダは「半分」、マツィエンドラは「ヨガを学んだ魚の王マツィエンドラ」を指す。ヨガのクラスでは、猫のポーズで背骨の曲げ伸ばしや合せきのポーズで股関節を開くなどのウォーミングアップを行ってから、このポーズを行うと良いとされる。このポーズで左右の不均等を調整できるといわれている。座位のひねりのポーズの代表的なものとして知られている。

ポーズの名前

聖者マツィエンドラのポーズ(Half Lord of the Fishes Pose/ Ardha matsyendrasana)

名前の由来

アルダは「半分」、マツィエンドラは「魚の王マツィエンドラ」ののことを指す。マツィエンドラは神話に出てくる魚の神のこと。魚がヨガを学んだことを知ったシヴァ神がその魚を祝福し、マツィエンドラと命名したとされる。

ポーズのジャンル

座位

効果&効能

  • 肋骨と胸を開く
  • 消化、排せつ促進
  • 肝臓、腎臓の刺激
  • 背骨にエネルギーを与える
  • 肩、腰、背中、首のストレッチ
  • 坐骨神経痛

ポーズのとり方

  • 両足を伸ばして座る。
  • 左足を右のお尻の隣へ置き右足は膝を立てて、左ひざの隣に置く。
  • 左腕を右ももにかけて、右手は右のお尻の後ろに置く。
  • 息を吐きながら上体をへそのあたりから右にねじる。
  • 頭頂を引き上げ、目線を右の方のほうに向ける。

ポーズのポイント

  • 息を吐くたびにさらにねじりを深める
  • 腰のほうだけでなく、背骨全体を均等にねじっていく

ポーズのバリエーション

  • ブランケットの上に座る
  • 上になっている足を腕で抱き寄せるようにして包み込んで、太ももを胴体に引き寄せる

禁忌&注意事項

  • 背骨の損傷
  • 腰の痛み、損傷
  • 妊娠、生理中は腹圧がかかるので控える

関連項目

出典・参照元