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体が柔らかいと嬉しいメリット5つ
ヨガをしているかたで、「体を柔らかくしたい」と考えているかたは多いと思いますが、体が柔らかいと何が良いのでしょうか?
血行が良くなり、基礎代謝が上がる
普段の癖や環境で使わなくなった筋肉はどんどん硬くなり、血行も悪くなります。それをストレッチや少しの運動で動かし、筋肉を柔らかくする事で筋肉の温度を上げ、血流を良くすることができます。血行が良くなると、冷えの改善にもつながりますし、基礎代謝も上がります。
ダイエット効果あり
血行が良くなると、代謝も上がるのでダイエットにもつながります。また股関節や骨盤内の柔軟性は、内臓機能を高め、ダイエットだけではなく、妊娠しやすい体をつくり、安産にもつながります。
肩こりや腰痛改善
筋肉や腱が硬く、柔軟性が失われた状態だと、関節に直接負担がかかります。硬い状態が続くと、関節の可動域もどんどん狭くなり、筋肉を動かす必要がなくなり、更に凝り固まっていきます。
固まった筋肉は機能しなくなるので、周りの筋肉に負担をかけ、痛みや張りを感じ、肩こりや腰痛に影響を与えます。柔軟性が高まることで、肩こりや腰痛が改善し、心身のリラックス効果にもつながります。
疲労回復&アンチエイジング
疲労物質は、血管を通って運ばれ分解されます。この疲労物質をカラダに溜め込むことは、心にも大きく作用します。血行が良くなることにより、老廃物を早く処理でき、肌の状態も良くなり、アンチエイジングも期待出来ます。
ケガの防止
特別スポーツをしていなくても、日常生活範囲でのケガは少なくありません。不意の出来事に対応できる体になります。
あなたの柔軟性は?セルフチェック!
- 背中で手が結べますか?
左右どちらも比べて行ってみましょう。手と手の間が5cm以上離れている場合は肩の柔軟性が低い傾向にあります。どちらか一方のみ手がつく場合は、柔軟性に左右差があります。 - 前屈して足首がつかめますか?
長座の姿勢になり、膝を曲げないで足首をつかむように前に体を倒します。足首がつかめない場合は、腰背部およびハムストリングス(太ももの裏の筋肉)の柔軟性が低い傾向にあります。 - 前屈して肘が床につきますか?
開脚した状態からゆっくりと体を前に倒していきます。脇をしめた状態で肘が床につかない場合は、ハムストリングスや内転筋などの柔軟性が低い傾向にあります。
柔軟性と筋肉の関係
姿勢の歪みや骨盤のズレなど、様々な骨の歪みの問題があります。歪みの原因、ご存知ですか?
歪みの原因は、実は筋肉によるものです。体の仕組みでは、骨を囲むように複数の筋肉がついているため、このつき方に偏りがある場合や、使われない部分が多いと、骨が正しい位置をキープできず骨格の歪みを招いてしまいます。骨の歪みが気になる時は、同時に筋肉のバランスが重要なのです。
筋肉を調整することにより、柔軟性が高まり、骨の歪みを解消していきます。
ストレッチをするのに筋肉の仕組みや作用を知っていると、ムリなく効果的に筋肉を鍛えたり伸ばしたりすることができます。逆に知らないでやっていると、いつまで経っても効果がでず、逆に筋肉を痛めることも。筋肉の仕組みを知り、柔軟性を高めると、メリットがたくさんありますよ。