柔軟性以外に重要なこと
解剖学をベースとしたヨガセラピーが専門のジュディ・クラップ先生は、10年間アイアンガーヨガの訓練を受けた後、アシュタンガヨガをはじめ、あらゆる流派のヨガを学び研究した結果、ヨガセラピーに辿りつきました。
そんな彼女もクラスの中で「ヨガは柔軟性が全てではない」と繰り返し説明します。彼女がクラスで「ヨガにおいて大切なこと」として主に伝えているのは下記のポイントです。
- アライメント
- 骨の強度
- 相反する力や動きの利用
- 柔軟性と強さの”バランス”
こうしたことについてご自分のクラスで触れていますか?ちなみに、ジュディ先生が近年これらに加えて指導に取り入れているのが「体のコアを鍛え、安定感を高めるための筋力をつけること」。とりわけ、骨盤底の筋肉に注目しているそうです。
マットの上だけじゃない!”日常生活における”体の動きはどうか?

ポーズの上達以上に大切なのは、ヨガによって私たちの日常における体の動きがどう変わるかです。ヨガの練習に真剣に取り組んだことのある方なら、日常の基本動作がとても楽になったという経験があるのではないでしょうか。
合わない靴を履いている、いつも同じ肩にバッグをかけている、こうしたことを通して私たちの体は常にアンバランスな状態に置かれています。「ヨガとは体の不均衡をリセットし、バランスを整えるもの」とジュディ先生もおっしゃいます。
また「日々の生活の中で自由に思うままに動くことができることが大切」とも。ヨガ歴は40年で現在60代のジュディ先生も、難しいポーズは取らずとも、ヨガによってしなやかで強い体を手に入れ、実に快適な日々を送っているそうです。
生徒に自分を労わるプラクティスを伝えよう
クラスで指導をする際、真面目で努力家な生徒ほど、ポーズの完成形を目指すあまり体を痛める可能性が高いことでしょう。ですが、ヨガによって生活に支障をきたすようではあっては本末転倒です。
「流派に関係なく、全てのヨガプラクティスはセラピューティック(セラピー的)であるべき」とおっしゃるジュディ先生。指導者として、まずはご自分の体との向き合い方を見直し、生徒にもより自分を労わるようなヨガを伝えてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか?ヨガを気軽に始めてもらうためにも、長く継続してもらうためにも、柔軟性に執着するのではなく、ヨガが生活にもたらすものの素晴らしさを伝えていけると良いですよね。より一層、ひとりひとりに寄り添うヨガ教師を目指すのであれば、ヨガセラピーを学ぶことも素晴らしい体験になると思います。
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![\安全な前屈とは?/本日、オハナスマイル祐天寺では、佐久間涼子先生による「THE BASIC」が開催されていました。今日のテーマは「筋の柔軟力」柔軟性と聞いて一番に想像するのは前屈かもしれません。でも、皆さん、解剖学的に安全な前屈のやり方、ご存知でしょうか?「股関節から曲げる」「背骨を一つ一つ意識しながら曲げる」など、様々な方法がありますよね。でも、その根拠は何なのでしょうか?ヨガ指導歴20年・鍼灸師でもある涼子先生のレクチャーとアジャストで、みなさんの前屈は一気に深まりましたね・・・!体って、本当に素直。正しいやり方をすると、その通りに反応する。そんな体の奥深さに触れた一日でした!涼子先生、皆さん、お疲れ様でした^^年内は残すところあと1回。どうぞ、よろしくお願いいたします。今月、涼子先生の「ハタヨガクラス」がオンラインと東京・対面で開催されます。ぜひ、涼子先生のヨガを体験してみてくださいね。\筋トレ × ヴィンヤサ/ヨガ講師・鍼灸師:佐久間涼子「ハタヨガ90分クラス」<オンライン>12月16日(火)9:00-10:30<東京・対面>12月25日(金)10:30-12:00[検索]ヨガジェネ 佐久間涼子#ヨガ#筋トレ#ダイエット](https://www.yoga-gene.com/wp-content/themes/yogageneration/assets/images/common/xtransparent-1x1.gif.pagespeed.ic.ZvIVnS_92W.png)