声は笑顔と並んで相手の印象にとても残りやすい
自分の声、好きですか?8割の人は自分の声が嫌いだという検証結果があるそうです[1]。そして、声を変えることはできないと思っている人も多いそうです。ビジネスでもプライベートでも大切なのは第一印象。その中で、「声」はどれほど重要なのでしょうか。
「声は笑顔と並んで相手の印象にとても残りやすい」と言われています。そのことについて具体的に、検証結果も交えて解説していきましょう。
アルバート・メラビアンの法則
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した法則が、「アルバート・メラビアンの法則」です。
まず、人と人とが直接顔を合わせるフェイス・トゥー・フェイス・コミュニケーションには基本的に3つの要素があります。
- 言語
- 声のトーン(聴覚)
- 身体言語(ボディーランゲージ)(視覚)
以下は、感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかという実験の結果です。
話し手が聴き手に与える第一印象で、話し手の印象の93%が、言葉の内容以外の要素で決まっていることがわかります。
印象に残ったヨガクラスはどんなクラス?
ヨガに初めて参加したときのことを、思い出してみてください。先生がポーズについて説明してくれたことよりも、笑顔や声のトーン、「なんか心地いいな」、と思うことの方が印象に残っていませんか?
ポーズを美しくとることも大切ですが、ヨガインストラクターとして意識を向けることとして、「声・話し方」はとても大切なのです。
良い声は飽きない
「イケメン・美人は3日で飽きる」と耳にしたこともあるかもしれませんが、美しい声や話し方は、飽きたり慣れたりせず、良い声はずっと好まれるようです。
声は年齢に関係なく、訓練次第で変えることができる。良い声は、仕事も人生もより豊かにしてくれる
とは、ボイストレーナー兼ヨガ講師 高橋淳子先生の言葉。
良い声を身につけることができるなら、習得してみたいと思いませんか?声と話し方について学ぶヨガ講座も開催されているので、自分の声や話し方で、生徒さんに「パワーや癒し」を与えられるようになりましょう。