日本最年少でRYT200を取得したRIKOさん

日本最年少RYT200保持者?! 13歳のヨガインストラクターに迫った!

※今回は、全米ヨガアライアンス講座の担当講師である田村佳世さんにインタビューをしていただきました。

ヨガを始めたきっかけは、お母さんに連れられて。

中学生でRYT200を取得したRIKOさん
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RIKOプロフィール写真
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はじめまして、中学2年生ヨガインストラクターのRIKOです。
ヨガを始めたのはいつ頃ですか?きっかけは?
田村佳世プロフィール写真
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お母さんに連れられて小学3年生の頃に初めてヨガクラスに参加しました。子ども向けのクラスではなくて、普通に大人と一緒に受けたのを覚えています。
当時、ヨガはどんな感じでしたか?
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ヨガという感覚ではなく、ただ体を動かしているだけかと思っていました。それと、ヨガの先生がキラキラして見えて憧れました。
では今、ヨガを練習する身体を動かす感覚と、普通のスポーツの感覚と何か違いありますか?例えば、今陸上部だと思いますが、陸上で身体を動かすのと、ヨガのポーズの練習するのって何か自分の中で違いがありますか?
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終わった時の感覚が、陸上は疲れたっていうのとすごく息切れが激しくてもう何も動けない状態になる。でもヨガはいつも伸ばしていないところ伸ばしたり、胸が開いたりして、終わった後も「今日一日頑張るぞ!」みたいやる気が出る。

RYT200取得を決めたのは、先生に憧れて

ずっとヨガを教わってきた先生に憧れてヨガインストラクターになることを決意したRIKOさん
ずっとヨガを教わってきた先生に憧れてヨガインストラクターになることを決意したRIKOさん。現在はヨガインストラクターとして活動中。
RYT200を取得しようと思った理由は?
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何年かヨガをやっているうちにヨガが好きになり、ヨガインストラクターになることが将来の夢のひとつになりました。そしてインターネットでRYT200の存在を知り、RYT200を勉強するならずっと習ってきた先生に教わりたいと思い、取得しようと思いました。

漢字も意味もわからない中での勉強の日々

学業と両立させながらRYT200の取得に励んだRIKOさん
学業と両立させながらRYT200の取得に励んだRIKOさん
受けてみて、何が一番大変でしたか?
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一番というのはなく、最初から最後まで何から何まで言葉に表せないぐらい大変でした。哲学や解剖学すべて初めて聞く言葉や内容だったので、理解するのが大変でした。例えば、鼠径部という言葉一つでも漢字が読めず、意味も分からず、すべてひらがなを振って自分で絵を描いて覚えました。
学校の勉強もあったと思うのですが、そこまでがんばれた理由は何かありますか?
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「ヨガのインストラクターの勉強がしたい!」と言った時、周りに笑われたり無理だと言われたりしたので、一度は諦めようと思いました。でもRYT200の講座に参加することをかよ先生に相談した時「ヨガに年齢制限はないし、やりたい!という思いを断る理由はありません。」と言われてチャレンジしたい!と改めて思いました。

ただ、「大人でも難しい哲学や解剖学もある。中途半端な気持ちでは学べない。」とも言われました。半分意地のようになってしまったけれど、RYT200を修了できたのは、自分一人ではなく、家族や同期の仲間たちの支えがあったからです。

教え始めて気づいたこと

RIKOさんのクラス風景
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既にクラスをしていると思うのですが、参加者はどんな方が多いですか?
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今は、毎月岩手県北上市夏油地域の活性化のお手伝いとして、古民家カフェでクラスを担当しています。地元の人たちが中心で、小学生から大人まで親子でも参加しやすいクラス作りを心がけています。
クラスを教えていて楽しいこと、自分の中で楽しいなと思うことがあれば教えてください。
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楽しいことは、やっぱり終わった後に「気持ちが楽になった。いつも動かしていないところが動かせたよ」っと言ってもらえるのが、一番嬉しいです。
逆に難しいなと感じることは?
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難しいなと感じることは、自分で思っていることを言っているつもりなんですけど、生徒さんに伝わっていることが、自分の言っていることとちょっと違うことがあって、そこは難しいなって思います。
伝えてるのと違う形になっているってことだね?あはは。笑
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うんうん。
これからもヨガを伝えたいですか?
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はい。同級生の皆さんとかもっといろいろな方々にヨガを知ってもらいたいです。

今後は、同級生や学生にヨガを伝え挑戦していきたい

今少しずつ教え始めてると思うけど、ヨガの先生のお仕事の役割についてはどう思う?
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一人ひとりの身体にあった教え方をするのが先生の役割だと思う。RYT200の勉強の中で、「体の欠点は、病気じゃなくて個性だよ」と教わったので、私もそのことを気づかせてあげたいです。
うんうん、生徒さんに寄り添ってあげるような感じ?
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うん。
今後、ヨガのどんな魅力を伝えていきたいですか?
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同級生には、「ヨガって何?」から話が始まるので、色々説明するよりもまず一緒にヨガをしてみたいです。ヨガをすればその魅力が分かると思いますが、ヨガは年齢や性別関係なくいろいろな人たちが楽しく気軽に体験できるので、いろいろな方々にヨガをもっと知ってもらいたいです。
将来の夢は何ですか?
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今よりも経験を積んで、同級生や学生の方たちにヨガを知ってもらいたいです。難しいことは分かりませんが、ティーチャートレーニングで挑戦する難しさ、継続する大変さを学んだので、将来もこの先も諦めることよりも挑戦することを選んでいきたいです。
あと何か言いたいことあれば。大丈夫?
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これからも頑張ります。笑
ぜひ!ありがとうございました。
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RIKOのヨガクラスInformation

  • 日時:毎月一回開催
  • 会場:岩手県北上市和賀町「夏油古民家カフェ&観光案内所」
  • instagram(お母さんのアカウント)

取材協力

岩手県唯一のヨガアライアンス認定校
yoga journey:ヨガ・ジャーニー

世界ではさらに最年少でRYT200を取得した子も!

最後に、アメリカ最年少でRYT200取得したヨガインストラクターのTabay Atkins君をご紹介します! 下記動画の公開時2017年時点で11歳と語っており、ヨガを始めた後、お母さんが癌を患い、ヨガが助けてくれるかもと思いヨガの勉強を始めたそう。

動画によると、彼のクラスは100%ドネーション(寄付)で行われており、癌の子どもたちに寄付しているそうです。スタジオでのヨガクラスだけでなく、オンラインでヨガのクラスやヴィーガンレシピを配信しています。

そんなTabay君の動画からは、すでにヨガインストラクターとしての風格を感じられます。

※上記は2019年4月8日時点でヨガジェネ編集部が把握している最年少記録です。もし「もっと若いRYT200取得インストラクターを知っています!」という方は、ぜひ編集部までお知らせください!