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ホットヨガは、比較的短い時間で体を温めながら行う
室温35〜39度前後、湿度60%前後に保たれた高温多湿の環境で行われるため、温まった体になっている分、楽に筋肉を伸ばせると言われています。汗をかきにくい人もたくさん発汗できるため、女性の間で人気のあるヨガのスタイルです。
レッスンに関しては、多くのホットヨガスタジオは短い時間のレッスンが用意されており、長くても75分程。これは環境的(高温多湿)に長時間のレッスンが体の負担になり過ぎないようにという配慮から。90分のレッスンはちょっと長く感じるという方や、忙しい人、とにかく汗をかきたい人にも良いですね。
基本はこちら、身軽に参加してじっくり深める常温ヨガ
ヨガには様々な流派、スタイルがありますが、基本は常温で行うものがほとんどです。常温の環境で行われるヨガはスタジオ内だけに留まらず、緑豊かな公園やビーチなど、場所を選びません。やりたいときに、好きな場所で気軽に行うこともできます。
レッスン時間は長いもので90分。(スポーツジムなどの場合は、ジム側の都合で60分のクラスが多いようです。)レッスンにもよりますが、1つのアーサナのホールド時間を比較的長めに行います。じっくりと取り組みたい場合には常温の方が望ましいかもしれませんね。
言うまでもなく、最大の違いは気温・湿度とウェア!
最後にホットと常温の最大の違いは環境、そして、レッスンウェアです。同じものを使っても大丈夫ですが、その場合濡れた分だけ重くなり、動きの邪魔になってしまいます。防水加工、はっ水加工のされたウェアがホットでは望ましい方もいるかもしれません。レッスン後にすぐ洗い物がでて荷物が増えてしまうのがホットの悩みでもあります。(酷暑の場合、常温でもそうなりますが…。)どうしても今日は洗い物を避けたい!というときは、準備があるスタジオであれば、レンタルウェアを利用しても良いですね。
高温多湿が苦手な人は、常温から
ヨガを長年やっている人の間でも、ホットと常温は好みが分かれるところではあります。この場合の好みとは、その環境でヨガをすることが心地よいか否か、そして集中できるかどうかということでしょう。普段からサウナや長時間の入浴が苦手でのぼせやすい人には、特に常温ヨガをオススメします。
ホットと常温の違い、うまく伝わりましたでしょうか?どちらもヨガのスタイルであることには変わりませんし、それぞれに良い面がありますので、自分のニーズやその日の都合に合っているものをチョイスしても良いでしょう。
必ずしも、どちらか一方だけに絞らなければいけないわけではありません。柔軟に視野を広げて、経験を積んでいくこともヨガ的と言えます。大切なのは、自分自身を大切にするために、ヨガを続けていくことです。