赤と黄色の持つエネルギーは?|【紅葉ヨガ】でチャクラを活性

赤と黄色の持つエネルギーは?|【紅葉ヨガ】でチャクラを活性

紅葉もいよいよシーズン真っ只中。各地で赤や黄色に色付きとても綺麗です。秋は赤に黄色、冬は白銀の雪、春は色とりどりの花、夏は緑。四季を彩る様々な色をみていると、なんだかパワーをもらえる気がします。

自然界の色の変化は、まさに生命活動・循環の色です。私たちの身体の中にも、インドでは、身体のパワーの循環を適切に行うためのぐるぐるまわる「光の車輪」のようなものがあるとしています。みなさんご存知の「チャクラ」です。一説では、「リンパの流れ」がチャクラの流れの線上と重なることが多いと言われたりもしています。

主要な「チャクラ」は、身体の中心部を通るように、背骨の底部から頭頂部にかけて、7つあります。それらが、時計回りに車輪のように回っていて、気のエネルギーを取り込みます。そして、各チャクラに対応する心や体の部位に働きかけます。

 

チャクラと7つの色

チャクラと7つの色
チャクラと7つの色

以下に記載するのがチャクラの種類。下層部から第1〜3は「自分自身」や「内向き」なエネルギーを司どり、第4〜6は外界とのつながりを司る。ここまですべてが正常に機能すると、第7チャクラが作動し、あらゆるものへの愛の感情が芽生えます。

第1.ムーラーダーラ /骨盤底筋群/赤色/大地

生存などをつかさどる基盤となるチャクラ。地球のエネルギーを得るためにしっかりと大地に根をおろす

第2.スヴァディシュターナ/骨盤/オレンジ/水

感受性や性、創造性など、より人生を楽しむことを味わうチャクラ。

第3.マニプーラ/みぞおち・へそ/黄色/火

力を司り、自分を表現しようとする強い意志と勇気と行動力を発揮するチャクラ。

ここまでは「内向きの思考」

第4.アナーハタ/胸、心臓/緑/風・大気

外界とのつながりの中で、自身・周囲・この世の存在すべてへの感謝と愛を感じるチャクラ 

第5.ヴィシュダ/のど/水色/天空

外界に対して、自分らしさを自由に表現し、周囲と円滑なコミュニケーションをとるためのチャクラ。

第6.アージュナー/眉間の間・第三の目/藍色/(空)

霊的なインスピレーション、直感、洞察力、予知能力、想像力など、宇宙のエネルギーを感じるチャクラ。

第7.サハスラーラ/頭頂/紫/(空)

第1〜6が正常に働くと作動するチャクラ。世界のあらゆるものの存在意義と愛を感じる高次元な状態
 

紅葉の色「赤・オレンジ・黄色」は?

紅葉の落ち葉の上でポーズをとる女性
紅葉の落ち葉の上でポーズをとる女性

第1チャクラ(赤)、第2チャクラ(オレンジ)、第3チャクラ(黄)は、自分自身をよりよく保つためのチャクラ。正常に機能していると、しっかりと大地からエネルギーを吸収し、自分自身の感性を使い人生を楽しみ、自分を表現していくことができます。

チャクラが乱れるとどうなるか?

第1チャクラ:心身の生命エネルギーが欠乏することで、やる気を失います。悪化すると、心の病(うつ病、自律神経の乱れ)を引き起こすこともあります。

第2チャクラ:人生を楽しむための三大欲求(食欲・睡眠欲・排泄欲/性欲)が乱れ、自分らしさを失います。人生に不満をもったり、漠然とした不安を感じたりするようになります。

第3チャクラ:自身の意思表現に固執し自己中心的な行動が目立つようになります。周囲を圧迫したり、敵対心を持ちやすくなります。強い意思の裏返しで、自身の不甲斐なさを強く感じ自身や意欲の喪失につながります。

特にこの3つのチャクラは、自分の「心と体のバランス」の乱れに関連があります。それでは、どのように整えたらいいのでしょうか?

チャクラを正常に働かせるには?

第1チャクラ:せかせか歩き回らず、大地にしっかりと立つ。山、森や海など自然の豊かな場所へ足を運び大地のエネルギーを吸収する。大きく深呼吸。
第2チャクラ:日常を丁寧に、過ごす。動植物を大切にし、物質的な豊かさではなく、心を豊かに保つ。腹式呼吸(特に、チャクラのあるおへそに向かって吸い込み、「吐く息」を細く長く行う)
第3チャクラ:自身のありのままを認める。ゆっくりと休息する。笑う。

大自然は、この3つのチャクラカラーで彩られている時期。忙しすぎる日々の生活において、ゆっくりと自分自身の心と体を整えるために、紅葉の山に足を運んではいかがでしょうか。

大地にしっかりと足をおろし、瞑想・プラーナヤマ・ヨガを行うのもいいのでは?ただし、大自然の中での実践の場合には、足場にくれぐれも注意してくださいね。