乗り気になれないお誘いを受けた時の気分は?
苦手な人から、苦手なことのお誘いをうけた時、どんな気持ちになりますか?職場やご近所付き合いだとなかなか断り辛いこともありますよね。そんな時、憂鬱な気分になり、断る理由をあれこれ妄想してしまいませんか?もしくは、我慢して過剰適応してしまいませんか?
体と呼吸に意識を向けてみよう
憂鬱な気分から、まず離れることが大切です。簡単な方法は、体を動かして体に意識を向けることです。アサナ(ヨガのポーズ)をすることで、憂鬱さに結びついている意識を体と心に向けることができます。
アサナに集中している間、憂鬱さを一瞬忘れるという経験をされたことはないでしょうか?これは、体と呼吸に意識が集中しているからです。憂鬱な時は、副交感神経が活発になっている(ブレーキ全開)ので、交感神経にスイッチを入れることで、憂鬱さを解消することができます。
例えば、スクワットのように心臓が少しバクバクするような心肺機能を鍛えるアイソトニック運動をすると、交感神経が優位になり気が晴れることもあります。スポーツや散歩もいいと思います。
気持ちに意識を向けてみよう
気が晴れてきたら、今の気持ちに意識を向けてみましょう。憂鬱なのであれば、何が憂鬱なのかを観てゆく。それも瞑想のひとつです。
私は、飲み会が憂鬱な時がありました。瞑想をする中で、自分は飲み会そのものが嫌なのではなく、「二日酔いの状態で仕事やバレーボールの試合をするのが気持ちわるいから、飲み会が憂鬱だ」と気づいたことがありました。原因に気づいた時、どう対応したらいいかわかったので、気分がすっきりしたのを覚えています。
優しく正直に対応することがコツ
私の場合、呑みたい時は、自分から誘いますし、誘われたら即オッケーします。お酒が呑みたくない時であれば、「今日は呑まない」もしくは、「一次会で帰ります」と、最初から正直に言っておきます。お酒の席で断ると嫌な顔をされますが、予め言っておくと嫌な顔をする人はあまりいません。
そもそも参加する気になれない時は、角がたたないように、仕事や家庭の事情を理由にする時もあります。その時の体調や状況に応じて、優しく、正直に、軽やかに対応していけば、苦手なお誘いともうまく付き合えますよ。