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キッズと一緒に楽しむヨガが話題!
素晴らしいヨガの時間を子どもと一緒に過ごし、子どもの習い事の一環としてヨガや瞑想を取り入れるなどキッズ向けヨガプログラムの開発や専門インストラクターのスキルを学ぶ資格取得も増えています。
筆者が南米ペルーでキッズヨガをしていた時の経験談ですが、ヨガを始める前は何が目的なのか子ども達から沢山質問をされました。しかしヨガレッスン後には子どもの心身の変化が顕著に表れ、その変化に参加された親子共々感動したようで、クラス後は家族でレッスンに通ってくださる様になりました。家族の絆にもヨガがとても役に立つのでしょうね。
ポイントは子どもが飽きずに集中できる「遊び感覚」のヨガ!
キッズヨガのポイントは対象年齢に応じてプログラムを展開していくこと。
10歳以上なら大人と同じプログラムでも充分でしょう。子どもはしっかりと呼吸による心身の変化を感じています。大人よりも感受性高く深く理解しているかもしれませんね。
大人だって呼吸だけに集中し続けるのは至難の業。身体の動きと同調させて呼吸にフォーカスするというヨガアーサナの基本の重要さを子どもから学びます。
背中に羽が生えた鳥になるイメージで腕をゆっくり大きく羽ばたき息を吸ったり吐いたり、動物の名前のアーサナを生かして行いましょう。みんなで手を繋いで輪になり立ち木などバランスのポーズも楽しいでしょう。
キッズが興味を持つアイテムで楽しいクラスを
子ども達は、ヨガレッスンに集中し続けることが課題になります。アーサナに飽きて散漫になってしまう意識をヨガアイテムへ向けるのも一つの手です。ヨガの楽しさがふんだんに盛り込まれたヨガアイテムを使用するのは、心の奥底からハッピーになりワクワクしますね!
- 音楽を使うのも良いでしょう。ヒーリング音楽でなくリズミカルな音楽にアーサナを取り入れます。大人のクラスでも聴覚を利用して感覚を研ぎ澄ます方法が効果的なのはご存知の通り、子どもにもとても有効です。
- 笛などの管楽器で吐く息を音で意識化させるのも良いでしょう。もちろん吐く息で声を出すのも呼吸を意識化するテクニックの上達につながります。
- お友達や親子のペアでおこなうスキンシップヨガもお互いの温度を感じながらできるのでおすすめです。
- 小学生ならアクロヨガに挑戦しても良いでしょう。
- 紙芝居のようにアーサナをカラフルに視覚化させてから行うのも盛り上がります。
- ヨガプロップス(小道具)のベルト(ヨガストラップ)は縄跳び感覚になり、ペアヨガでのストレッチなど親子で行うのに活用できます。
- ヨガマットにお気に入りのシールを貼るのも良いでしょう、手足を置く場所の目安になります。
音楽や書籍で、就寝前のヨガで寝付きも良くなる!
就寝前はゆっくりと親子の時間を過ごしたいもの。子どもたちはグッスリと眠りにつくことができ、夢の中で楽しく過ごすことにつながります。
おすすめのヨガ絵本
「ぞうのババール」 ジャン・ド・ブリュノフ (著)/やがわ すみこ(翻訳)
「おねんねまぁえにまねまねヨーガ」 伊藤 華野 (著)/まつお すみこ(イラスト)
「すっすっはっはっこ・きゅ・う」 長野 麻子(作)/長野 ヒデ子(絵)
「森のくるるん」 近藤 麻智子 (著)/長谷部 真奈見 (著)、齋藤 槙 (著)
音楽付き書籍「ヨガであそぼう!」 小澤 直子 (著)/新沢 としひこ(著)