「カラーブリージング」という呼吸法
わたしがカラーセラピーのあとにおすすめしている、自宅でも簡単に出来る自分に必要な色を身体に取り入れる「カラーブリージング」という呼吸法を紹介いたします。
身体にエネルギーが集まる場所には、それぞれに対応する7色があるといわれています。ヨガを習われているかたには、「チャクラ」といったほうがわかりやすいかもしれません。
チャクラの流れが滞っていると、心身のバランスが崩れてしまいがちになります。エネルギーを正しくスムーズに整えていくのに有効な呼吸法がカラーブリージング(色の呼吸法)です。
虹の並び方と同様に、身体の下から「赤」「橙」「黄」「緑」「青」「藍」「紫」となっています。
チャクラと該当色
赤 | 肛門、下半身 |
---|---|
橙 | へその下 |
黄色 | 体の中心、胃の部分 |
緑 | 胸、心臓 |
青 | のど、首 |
藍 | 両目の間、額 |
紫 | 頭頂 |
色の呼吸法:やり方
- リラックスした状態で、できれば横になって行ないます。
- お腹をへこまして、その部分に滞っている濁った色を吐き出すようなイメージで息を吐きます。
- お腹をふくらましながら、その部分に当たる色を取り込むようなイメージで大きく息を吸います。
- 該当色がチャクラにエネルギーを与えてくれるようにイメージできたら、息を吐きます。
- 何回かゆっくりした状態で繰り返します。
- 自分の足りていなかったエネルギーを、その色が体内に呼吸とともに補われて元気になっていくのを感じましょう。
色だけでイメージ出来ない場合は香りを使用するのも有効です。色と香りはとても密接な関係にあるので、香りを併用することによって、より相乗効果を得ることができます。意識しやすいように、該当部分に手をあてて、温もりを感じながらする方法も効果的です。毎日、行うことをおすすめします。
色を取りこんで、心と体を元気にしましょう。
文・伊藤真由美(いとうまゆみ)
色彩学を学び、2002年からカラーマネジメント業を開始。企業のイメージカラーやその人の個性に見合ったパーソナルカラーの提案とカラーセラピーをアテンドする「m-color」主宰。ヨガ歴8年、2011年、2012年とインド、ヒマラヤのアシュラムにてヨガを学ぶ。ヨガや自然療法の心と身体を調和することとカラーセラピーの考えを融合したオリジナルのアロマブランド「インナーバランスミスト」をプロデュース。またカラーセラピーセッションやカラーアナリストとして活動中。
色彩学を学び、2002年からカラーマネジメント業を開始。企業のイメージカラーやその人の個性に見合ったパーソナルカラーの提案とカラーセラピーをアテンドする「m-color」主宰。ヨガ歴8年、2011年、2012年とインド、ヒマラヤのアシュラムにてヨガを学ぶ。ヨガや自然療法の心と身体を調和することとカラーセラピーの考えを融合したオリジナルのアロマブランド「インナーバランスミスト」をプロデュース。またカラーセラピーセッションやカラーアナリストとして活動中。