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ヨガのポーズを練習していると、できないポーズがあった時に、真面目な人ほどできるまで頑張ってしまいますよね。痛みを感じていても「できるようになれば痛みはなくなるはず!できるようになるまで頑張る!」と思ったり、「いつまでたってもできない、ヨガとはちょっと距離を置こうかな・・・」なんて思ったりしたことありませんか?
ヨガ哲学の経典『ヨーガスートラ』によるアーサナ(ポース)とは
- STHIRA SUKHAM ASANAM
アーサナ(坐法、席)は、快適で安定したものでなければならない
(『ヨーガスートラ』第2章46節)
あらゆるポーズの原則は、常にSthira(スティラ=安定)とSukha(スカ=快適)の両方が必要であること、その最適なバランスを見出すことだそうです。
元々は瞑想のために、緊張をゆるめ、快適で安定している座り方を推奨するものとされていました。姿勢が乱れず、呼吸が乱れず、心が乱れないことをもって完成となるそうです。
難しいアーサナにこだわる必要はない
アーサナを正しく行おうとすると、ついつい力んでしまいそうですが、実は、アーサナは懸命に努力して行うよりも、力を抜くことによって最高の結果が得られます。
出来ないアーサナ、痛みがあるアーサナはそのときの身体がやりたくないアーサナ。気持ちよく行えるアーサナを練習しているうちに、身体が変わり、前に出来なかったアーサナが自然と出来るようになるのです。
最も健康に良いとされているアーサナはサーランバ・シルシャーサナ
ヨガアーサナの王様とも言われるサーランバ・シルシャーサナ(頭立ちのポーズ)。
逆さまになることで血行が良くなり内臓が適切な位置に戻り消化が良くなるので、身体にいいと言われています。心身を若返らせ、思考能力を向上させ、頭脳を明晰にする、まさに無敵の文字通りアーサナの王様ですが、誰でもすぐにできるアーサナではありませんよね。
同じ逆転のポーズではサルワーンガ・アーサナ(肩立ちのポーズ)がオススメです。
”痛くない、辛くない”を大切にする「筋調整ヨガ」がオススメ
「筋調整ヨガ」の考案者、中井まゆみ先生の言葉。
「日本では”難しいアーサナを出来るようにする”ことばかりがヨガのように思われている節がありますが、そうではなく、病気を予防するためであったり、幸せになるためのヨガを師匠と仰ぐマノージ・タクール先生から教えてもらえた、『アーサナとは快適で安定しているもの』という考え方が「筋調整ヨガ」の”痛くない、辛くない”に繋がってきている」
今まで痛みを感じたり、身体が硬くて悩んでるかたへ、一度、ご参加ください。
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