情報に飲み込まれる現代社会に慣れてしまっている?
毎日沢山の人達と顔を合わせ意見を交換し、SNSの更新に忙しく、情報が次々と目や頭に入ってくる。その度に思考と感情を働かせ、気が付くと常にその情報過多の状態にどっぷりと浸かってしまってはいませんか?
- 常に誰かと繋がっていたい
- 繋がっているような気分でいたい
- 現実ではないかもしれない情報に心を揺さぶられる
外にばかり意識が向く現代においては、自分に向き合うということや、1人の時間に恐怖を感じる方もいるのではないでしょうか?
「ヨガスートラ」から見る、時間の使い方
実は自分を大切にする時間を持つことは、他人の時間、他人を思いやることへ自然につながっていきます。
パタンジャリ師の経典「ヨガスートラ」内に書かれているアシュタンガヨガ(ヨガの八支則)の1番目、「ヤマ(禁戒)」には、日常生活の中で行うべきでないこととして下記のことが挙げられています。
- 暴力を振るわない
- 嘘をつかない
- 盗まない
- エネルギーを浪費しない
- 貪らない
この3番目の”盗まない”ということは、文字通り「物を盗まない」という意味もありますが、「時間を盗まない」という意味もあります。他人の時間を盗まない、自分の時間を盗まない。常にSNSをチェックしないと気が済まないのは、自分の時間を盗んでいること。また不必要な長電話、チャットの会話などは、他人の時間を盗んでるともとられ、極力避けるべきでしょう。
1人の時間は実は贅沢な時間
日常生活の中に訪れる、ふとした時の1人の時間はじつは贅沢でマインドフルな時間です。
- 誰かを待っている時
- 電車に揺られている時
- ただ歩いている時
- 花に水をやる時
当たり前のように1人で何かをしている時間は意外と多いものです。そんな1人の時間は、瞑想をしてみませんか?
瞑想を活用して毎日を充実させよう!
瞑想で呼吸に向き合い、自分の身体の状態を俯瞰して見る。自分がどんな感情を持って“今”を過ごしているのか?普段、向き合わない自分の内側を見ることで歓喜が満ちてくるでしょう。
自分と向き合う時間を作ることは、ヨガマットの上でヨガをしている時と同じような状態です。きっと様々な感情に向き合うこともあるでしょう。精神性の変化に気が付くこともあるでしょう。そんなゆとりある時間は、心の充足にも繋がります。
瞑想をすることで、”今“という自分自身に向き合い続けると、思考や感情の霞に隠れていた自分の”今“必要な物事が見えてきます。そこがクリアになることで、自分の心が充足され、家族や友人、会社の人々達との人間関係の距離が図りやすくなるとも言われています。
充実した毎日を過ごすために、スキマ時間に瞑想を始めてみませんか?