美容法にとどまらない顔ヨガの効果とは!?
アンチエイジングや小顔に絶大な効果あり、と各メディアも大注目の顔ヨガ。その火付け役となっているのが、アルゼンチンタンゴダンサーであり、顔ヨガ講師の間々田佳子先生です。
効果は、何といっても先生を見ていただくのが1番わかりやすい!年齢を感じさせない活き活きとした美しさはもちろん、インタビュー中も、ぐっと引き込まれる存在感。
そして、「人前で話すのは今も苦手なんです」と仰るのが信じられないほど、きりりとよく通る声が印象的でした。顔ヨガには、どうやら、ただの美容法にとどまらない効果がありそう。変顔のようなユニークなポーズは目にしたことがあるけれど、他の美容法と何が違うの?どんな効果があるの?そんな疑問に、率直にお答えいただきました。
日本人は、顔の筋肉の20%しか使っていない!?
特に、日本人は口角より上を使えていないんです。口角より上の筋肉がお休み状態なので、口元には力が入っているんだけれども、その上や周りが垂れてきちゃうんですね。そうして、たるんだり、ほうれい線がくっきり出たり、歪みが出てきたりするわけです。
加えて、PC作業やスマホを見ているとき、ほとんどの人は脱力顔、無表情ですよね。今は、こうした顔を意識しない時間が皆さん長いので、顔が運動不足なんです。日常生活では、びっくりするくらい顔の筋肉を使えていません。たるみもしわも、老化だと諦めないで、顔の運動不足だということにまず気づいてほしいですね。 それを、もっと意識して柔軟に動かせるように学ぶのが、顔ヨガなんです。
舌はダンベルである
呼吸を意識しながら、より柔軟で動かしやすい筋肉をつくっていく、というのもポイントですね。私も昔はそうだったんですが、ほほを上げる筋トレばかりしていると、ほほが硬くなって、うまく動かなくなってしまうんです。顔ヨガは、鍛えるだけでなく、呼吸とともに伸ばすということも大切にしています。
私はさらに、なるべく楽しく長く続けられるような方法を提案していきたいと思っています。
顔ヨガは人生まで変える!
例えば、心理学では「フェイシャル・フィードバック」と呼ぶ現象があります。脳は主語を認識しないので、笑顔をつくっていると、幸せじゃなくても脳が幸せだと勘違いして、幸せな気持ちになるんだそうです。顔から内面にもアプローチできるんですね。そうやって顔ヨガを日常に取り入れていくなかで、その人らしさがより研ぎ澄まされて、魅力がより出てくるのだと思います。