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アーユルヴェーダの老舗「ハタイクリニック」の創立者、幡井勉先生ご逝去
アーユルヴェーダ施術の老舗ハタイクリニックの創立者であり日本アーユルヴェーダ学会理事をされていた幡井勉先生が2010年2月10日に享年91歳でご逝去されました。
日本にインド伝統医学であるアーユルヴェーダを広めた第一人者である幡井先生は、数々のアーユルヴェーダに関する著書を残され、その研究と普及に尽力されました。
ここで、それら著書をご紹介させていただきます。
新版アーユルヴェーダの世界─統合医療へ向けて
日常生活と結びついたアーユルヴェーダ(インド伝統医学)の魅力を語り、その軌跡を振り返る。またパンチャカルマ(アーユルヴェーダ治療)について紹介する。(MARCデータベースより)
ストレスとヨーガセラピー 神経分泌道のコントロール
なぜストレス病がおきるかを、アーユルヴェーダの体液理論と現代神経分泌液との統合のなかから解明した書。ヨーガは神経分泌液を制御する事によってストレス病の予防、治療に効果がある事も明らかにしている。(MARCデータベースより)
ギムネマ・シルヴェスタ (アーユルヴェーダ叢書)
アーユルヴェーダは身体にやさしい自然療法・長命の科学。トリドーシャ(体質)にあった生活をすれば100年は生きられる。身体を浄化するものたちを紹介する。(MARCデータベースより)
ご遺体はご自身も名誉教授であった東邦大学の医学部に献体されたそうです。昨年末の日本アーユルヴェーダ学会でもお姿を拝見していたので、訃報を聞きたいへん残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。