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ヨガの情報番組『YOGI’s CHANNEL』を動画で見る
ゲストは、川満盛仁(かわみつもりひと)先生
この番組は、「ヨガをもっと面白く、もっと本質的に」をモットーに、ヨガのWebメディア『ヨガジェネレーション』がお送りしているヨガの情報番組です。毎回ゲストをお招きして、あるテーマを深掘りしていきます。
本⽇はヨガ指導者として、東海大学ラグビー部でヨガの指導をされている川満盛仁先生にいらしていただきました。
川満先生についてご紹介します。
一般の方からラグビーや野球の選手などアスリートにもヨガのクラスを指導するほか、パーソナルトレーナーとして関わっていらっしゃいます。運動の楽しさや大切さを知ったご自身の経験から、初心者の方や体力のない方々にも楽しんでいただけるようなトレーニングを提案されています。また、「運動を極めたい!」という方向けのハードなトレーニングも目的に合わせて実施されています。
よろしくお願いします!
今まで指導したことのあるアスリートの競技は?
今までどんなスポーツをしている選手に指導したことがありますか?
女の子たちなんですけど、4歳、5歳くらいから中3くらいまでの。
アスリート向けと一般向けのヨガは何が違う?
アスリート向けのヨガと一般向けのヨガは、何が違うんでしょうか?
“コアパワーヨガCPY”という一般社団法人EMIで認定資格を出させていただいていますが、こちらが「機能解剖」と「スポーツ医科学」をメインに考えて作られているので、哲学とかが一切入っていないんですね。
哲学とかを悪いものと言っているわけではなくて、今回のケースでいうと、一旦そちらは抜かせていただいた上で、より身体の使い方にフォーカスしていくというものです。
本当にヨガが好きで来てくださる方もいますし、私たちがやっているようなアスリートへの活動というのがしたくて来てくださっている方もいれば、本当にヨガ全くやったことがないけれど…なんでしょうね?笑
なんかそういう方もいらっしゃってますね。笑
はい、ありがとうございます。
アスリートに対するヨガのメリット・デメリットは?
実際にヨガを指導されていて、ヨガでアスリートやスポーツ選手に対して、何ができるのか?メリットを教えてください。
アスリートの方って、そもそも身体がすごく硬い方もいますし、身体を肥大させたりとか、自分の運動やスポーツが上達するようなことはとても頑張るんですけど、その後のケアとか、「身体がどうなっているから今これができて、これができないのか」っていうのをあまり理解できていないことが多いんですね。
ちゃんと見直すっていう時間が必要だなって思ってるんですね。
なので、知らず知らずのうちに、私が伝えたかったことに自分で気づいてくれるっていうのがとてもヨガのいいところだと思います。
では、逆に、ヨガをスポーツに取り入れることのデメリットって何かありますか?
一般の方にもアスリートの方にも一緒なんですけど、やっぱり初期導入として、お時間をちゃんと取らせていただいて、「あなたのためにこのヨガが時間を割いて用意されているんだよ」というのを紹介したりとか、
一般的な動作でびっくりしてくれるような身体の知識を一緒にやってみて、「こういうのがヨガの中で体験できるからやってみましょうか」っていうのを説明していきますね。
やっぱりやりたい運動に直結しているというのを理解してもらうことが大切だと思うので。
一緒にポーズをとってみて、「これは何の動きに近いと思いますか?」といったことを一緒に考えて、「この瞬間、こうなってたら怪我しますよね?」「でも、この瞬間に耐えられるのであれば、持久力があるということなので、試合だったらその時間中、その姿勢に耐えれないと怪我しちゃいますよね?じゃ、今日は一緒に30秒キープしてみましょうか?」みたいな話をさせてもらっています。
アスリートがヨガクラスに来たらまずは柔らかさを提供?
アスリートの方が、さっき言われたみたいに「ヨガは入りにくい」と思われている方もいると思うんですけど、自分からヨガを取り入れようかなと思われている方は、どういうことを求めていると思いますか?
「怪我するのって、もしくは身体のどこかが痛いのって、身体が硬いからだよね?じゃ、ヨガすれば柔らかくなるね」っていう入り口からはいる方がやっぱり多いです。
でも実際、怪我するのとか身体が痛いのって、身体が柔らかい人はわかると思うんですけど、逆に怪我しまくる人もいるんですよね。
で、思っている方向に身体を向けることができる、っていうのが本当はゴールなんですけど、入り口はみなさん、「身体を柔らかくしたい」というところから入られる方が多いと思います。
んーーーーー。私のクラスに入って来られる方は、ほぼ8割くらい帰り際に言って去っていく言葉は「いつもやっていたヨガと全然違う…」みたいな笑
ポーズに求めるのは柔らかさよりも効果的であるか
「私が知っているヨガは一体なんだったんだろうか…」って言って帰って行かれる方が多いですね。ポーズを1つとるにしても美しくとろうとさせないんですね。
例えば、ポーズとしてすごく素晴らしくできている方でも、逆にいうと、得意なところの筋肉をすごく使いすぎていて。
その人からしたら、これが美しいはずなんだけど、私からしたら「それ、お尻が使えてないからお尻が使えるところに戻しましょう」ってしていくと、本人はそれが美しく、かつそれをキープできる、やりやすい状態を崩されるので、きつく感じる、っていう現象が起きるんです。
「ヨガはリラックスするもの」と思っている人が多いと思うので。でも私のクラスだと、それが全部払拭されて帰っていくことになるので…
思っている以上に汗かいて帰って行く方が多いですね。
アスリートヨガに必要な知識はどうやったら身につきますか?
いろいろとお詳しいと思うんですけど、ヨガ以外で学んでおいて良かったと思うことがあれば、教えてください。
「機能解剖」ってたぶん、聞き慣れないですよね?
あれって、「ここからここに筋肉がついているよね?」っていうのを見ているんですね。解剖して、「ここにこういう筋肉があって、こことここにくっついていて」っていうのがいわゆる、解剖学なんですけど。
で、それとスポーツ医科学っていうのをくっつけて考えています。
学びを深めるには、まずは身体に興味を持つこと!
まぁ、私じゃなくてもいいので、他の人がやっているようなヨガを体験していく中で、「身体って不思議で面白いな」と思ってもらうところから始めるのが一番だと思います。
それでは、質問は以上となります。最後に、川満先生から、何かお知らせがあればお願いします。
ちょっと不定期になってしまうので、Facebookなどされていましたら、私「川満盛仁」と申しますので、そちらで検索いただければ情報がいろいろと出ていますので、ご確認ください。
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最後までご覧頂き、ありがとうございました!次回もまた見てねーーーー!