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あの山本俊朗先生がメイン講師を務めるRYT200ヨガ指導者養成コースがいよいよ開催されるというニュースを皆さまはご存知でしょうか?ヨガ初心者の方からすでにRYT200を取得した方まで、多くの申し込みと注目を集める本講座。
世の中に数多のRYT200講座がある中で、なぜ今このコースがヨガジェネレーションで開催されるに至ったのか。そしてなぜそれほど注目されているのか。今回はそのストーリーと見どころを特集いたします。
変わるヨガ業界と発展の壁。打開策は?
まずご説明が必要なのは、「今ヨガを学ぶ方々のニーズは大きく変わりつつある」ということ。例えば5年ほど前までは、養成コースに申し込む方々の実に7割以上は「ヨガ指導者になること」を目的に受講されていました。すでにヨガの経験年数が高い方や、指導者をされている方が多かったことが大きく影響しています。
ところが近年では、「ヨガ指導者になること」を志す受講生は全体の中でなんと3割いれば多い方なのです。これは嬉しい変化でもあります。運動分野に専門的に関わる職業以外の方が、「ただヨガを深めたい」という純粋な想いで申し込みをしてくださるのです。つまり、ヨガとそれを学ぶ価値が以前より格段に拡がったのです。
改めて問われる”指導者“養成講座の在り方
ただし、その変化の途中でヨガの資格講座はある壁に当たります。それは、「指導に対する専門性をどこまで残すか」ということ。もちろん“指導者”養成講座なので、きちんと指導する力は身につけますし、全米ヨガアライアンスの規定でも指導練習の時間は規定されています。
とはいえ、講座全体が「指導すること」よりも「学ぶこと」にウェイトが置かれていくのは自然な流れです。もちろんそれは素晴らしい時間となりますが、問題はいざ卒業してから「やはり指導者になりたい」と思った時、指導に対する意識やスキルに不安を覚える方が多くなったということ。
世の中に質の良いクラスを提供できるインストラクターの輩出が最優先任務である指導者養成講座によっては、早急に解決すべき課題でもあります。
その解決を図るに当たって、ある講師の名前が挙がりました。その名前が出てからはむしろ、この先生しかいないとまで思えるのです。
それこそが、あの山本俊朗先生でした。
ヨガジェネレーションが見る山本俊朗先生の魅力
山本俊朗。
ヨガをされている方であれば、一度はその名前を目にしたことがあるのではないでしょうか?ヨガフェスタでは200人の満員を記録するほどの人気であり、これまで多くのヨガ指導者たちにヨガの学びを提供してきたことから「指導者たちの指導者」とまで言われています。
ですが、「人気だから」という理由で指導者養成講座ができるわけではありません。ヨガジェネレーションが山本俊朗先生にお声掛けした理由、それは「ヨガの本質を誰に対しても伝えらえる」突出した技術とヨガを伝える上での「表現力」にありました。
「学び」と「指導」が高い次元で融合し、表現する稀有な存在
あんなにずっと笑っていたのに、こんなにちゃんとポーズを気持ちよくできたのは初めて
難しいと思っていた哲学が楽しんでいるうちに心にすっと入ってきて、先生のお話が聞けてよかったです
これはつい先日行われたあるヨガインベントにて、山本俊朗先生が担当したクラスの参加者の方の声。そう、山本俊朗先生のクラスは楽しい。でもそれだけではないのです。
笑いを誘うようなリラックスしたリードの中にあるのは、徹底的に研究された身体の使い方。まるで冗談でも言うかのように話す言葉の根拠となっているのは、何千時間も研鑽されたヨガへの理解と哲学。
彼の言葉は受講生のヨガの経験値という壁をいともたやすく取り払いながら、ヨガの深さを同時に伝える力を持っていました。つまり、先ほどの問題を抱える今のヨガ指導者養成講座にとって、これ以上ないほど必要な存在だったのです。
他トレーニングとの違い、<学び力>と<指導力>の融合
そんな想いを先生に伝え、ついに実現するに至った山本俊朗先生によるRYT200ヨガ指導者養成講座。その目的はもう一度指導者養成講座の原点に立ち返り、「徹底した<指導力>の追求」がテーマとなっています。
そしてこれは現時点で指導者になるつもりがない方でも満足できる、いや、むしろそういった方こそ学びそのものを楽しみながら新しい視点を次々と見つけられる講座になっています。
自分らしいヨガの表現を見つけていく時間
「ヨガの表現」とは本当に面白いのです。例えば、同じ山のポーズ(2本足で直立したヨガの基本ポーズ)でも、表現次第で全く理解が変わります。
- 例1「まっすぐ背筋を伸ばして立ちましょう」
- 例2「足指を大きく開いて、親指の付け根でしっかりとマットを捉えて立ってみましょう。脚の付け根がしっかりと安定して、力強いコアで背骨を支えていきます」
どちらも同じポーズを説明しています。けれど、自分がどんなことが得意で、どうすればもっと心地よくポーズができるのかは、こういった先生のリードの仕方次第で理解が大きく変わるのです。そして自分が実感を持って体験し続けたことは大きな学びになります。その学んだことは、自然と人にシェアできるもの。
それこそが指導力。先生がシェアする様々な<表現>の中で学んでいくことで、指導の基盤がどんどん培われます。そんな表現を通してヨガを学ぶと考えたら、とてもワクワクしてきませんか?
記念すべき第1期は10月末開催
私たちヨガジェネレーションにとってだけでなく、これは山本俊朗先生にとっても、さらにはヨガ業界にとっても新しい試みとなる今回の講座は、10月31日(木)にいよいよ記念すべき第1期開催となります。
「ヨガを伝えること」を通してヨガを学び、また「ヨガを学ぶこと」を通してヨガを伝えていく。
当日どのような方々が集まり、どんな表現のシェアリングが開始するのか、初日を取材予定のヨガジェネレーションも楽しみでなりません。
最後に、参加を迷われている方へ山本俊朗先生からメッセージをいただきましたのでお伝えいたします。
山本俊朗先生からのメッセージ
指導者を目指す方も、そうでない方も、「いい先生にならなければ」というプレッシャーを外してヨガを学んで欲しいし、伝えて欲しい。僕はそう思っています。
僕自身、いつもみなさんと一緒に勉強する時間をクラスで共有させてもらっているんです。だから、自分がいいと感じたものを自然と人に伝えられるし、受け取れる。養成講座もそうでありたい。
皆さんが感じていることをぜひ僕にも教えてください。そして、皆さんがヨガを学んだり、指導していく上で、僕から教えられることは全て、全力でシェアします。
充実した時間を過ごしましょう。お会いできるのを楽しみにしています。
山本俊朗
初開催はたった1度だけ。その特別な瞬間に生まれる感動を逃すまいと、今から緊張の想いがあります。
その特別な時間を過ごすことに少しでも興味があれば、チェックしてみてはいかがでしょうか。