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こんにちは、ヨガジェネレーション企画部のかめこです。お盆休みという方も多いと思います。今年の夏は、どこかにでかけましたか?
花火大会や海と同じように、夏のお出かけ先のひとつとなった音楽フェス。近年、音楽フェスでヨガクラスがプログラムとして登場することも多くなっています。
日本の音楽フェスシーンの草分け的存在である「FUJI ROCK FESTIVAL|フジロックフェスティバル(以下フジロック)」もそのひとつです。
2019年は7月26日(金)・27日(土)・28日(日)の3日間、新潟県・苗場で開催され、延べ14万人が来場。国内外のアーティストが集結しました。今年で23回目の開催となり、成熟しながら進化し続けるフジロック。ヨガクラスの開催は2015年より開始され、今年は5回目でした。そのヨガクラスの様子を中心にお届けします♪
フジロックで1番に始まるプログラム。それはヨガ
フジロックにはキャパシティが4万人のグリーンステージから、キャパシティが30人程度の小さなステージまで、10を超えるステージが広大な敷地内に点在しています。
その中で、キャンドルアーティストのCandle JUNE(キャンドル ジュン)さんが空間演出をする「ピラミッドガーデン」でヨガクラスは開催されます。時間は3日間とも朝9:00~10:00。
フジロックは開催期間3日間とも、音楽のライブではなく、ヨガクラスで1日がスタートするのです。
メインステージから歩いて約20分かかるピラミッドガーデンは、テントサイトと隣接しています。人口密度も低く、フジロックをゆったり楽しみたいと思っている方が集まります。
「Yoga Jaya|ヨガジャヤ」ディレクターがヨガクラスを担当
2015年に初めてフジロックでヨガクラスが始まってから、講師を担当しているのは東京・代官山のヨガスタジオ「Yoga Jaya|ヨガジャヤ」のディレクター、パトリック・オアンシア先生です。
フジロックは、1日中立ちっぱなしだったり、舗装されていない山道を歩いたり、リュックを背負っていたりと、楽しいながらも体には疲労がたまりがちです。そして、楽しいためにその疲労に気づいていない人も多いと思います。
パトリック先生のクラスは、シンプルながらも体のコアをしっかり使うクラスです。自分の今の体の状態に気づき、疲労をリセットできます。
そして、フジロックは音楽を楽しむために行く人が多い中、このヨガの時間は自分の内側としっかり向き合える貴重な時間なのではないかと思います。遊ぶ前に自分の心身をきちんと整える、そんなヨガの時間。
多様化するフジロックの楽しみ方
フジロックでヨガのクラスが始まってから、今年で5年目。
私はフジロックが大好きで通い始めて今年で18年目です。(年齢がばれますね・・・)朝のヨガクラスが始まった5年前から、毎年ヨガクラスに参加しています。5年前に比べるとヨガに参加する人の数が年々増えている印象があります。
それはフジロックの楽しみ方が多様化しているのも理由のひとつかと思います。
音楽+αで何を楽しむのか?それは、人それぞれです。キャンプ・川遊び・家族との時間・食べ物・夜遊び・・・フジロックには、音楽以外にも楽しめる要素がいっぱいです。その中に「朝ヨガ」というカテゴリーも確立されつつあるのかもしれません。
ヨガが初めての方も多い印象でした。初めてのヨガが大自然を満喫できる環境だなんて本当に素晴らしいですね(^^)
日常と離れて、自然の力を思い知る。
フジロックに行くと毎回、自然の偉大さを目の当たりにします。
- 陽が沈むときに空の色が変わっていくこと
- 夜には温度が下がって長袖が必要になること
- 木陰に行くとひんやりとした風が心地いいこと
- 川に足をいれると水の冷たさをしっかり感じられること
- 雨が降ってもそれを人間の力でどうにかすることはできない
フジロックに行く人々の中には、そんな自然の力を肌で感じたくて行っている人も多いのではないかと思います。自然の中で生かされていることを強く感じます。
私がヨガに参加して、最後に目を閉じている時に、風の音が聞こえて、そして、風を肌で感じました。
それは自宅でするヨガでも、スタジオでクラスに参加している時とも違う感覚があります。自然の偉大さを感じられる貴重は時間です。
まだまだ音楽フェスは全国各地で開催されます。自分が行くフェスでヨガが開催されていないか、ぜひ、チェックしてみてくださいね!