記事の項目
今回のレシピ
材料(分量は写真をご参考にされてみてください)
- サツマイモ
- ニンニク
- クローブ
- 自然塩(粗塩がオススメです)
- ココナッツオイル
- パセリ
- 粒黒胡椒(お好みで)
今月は今が旬の『サツマイモ』をピックアップ
こんにちは、『ゆるベジ食』misakoです。
秋も深まり、高く感じる青空に爽やかな気持ちになるとともに、少しずつ気温が下がりつつある次の季節への足音も感じるこの頃ですね。そんな今月は、今が旬の『サツマイモ』をピックアップです!
焼き芋はもちろん、茹でたり蒸したりも美味しいサツマイモですが、今回は『揚げ焼き』のレシピをご紹介です。とってもシンプルなこちら、アクセントには『クローブ』というスパイスを活用していきます。
初めてこのスパイスの香りと出会ったのは小学生の時。日本にポプリ(香り良い植物や果実の皮を乾燥させてブレンドする自然の室内香)を広めた第一人者である熊井明子さんの本を読み、『へえーーークローブってどんな香りがするんだろう』と、ずっと不思議に思っていました。
どうしても気になって気になって、母親におねだりし買ってもらって初めて嗅いだクローブは・・・小学生の私にとってあまりにも強烈で、『へ??この香りが気持ち良い香りなの??こんなに臭いものが?!?!』と、第一印象は最悪というレベルのものでした。それが、少しずつ年齢を重ね味覚も変化し、スパイスを学ぶうちに大好きな香りの一つとなりました。
形は小さな小さなキノコのよう。
茶褐色の色合いと甘く力強い香りは、古くから世界中で薬としても重宝されていたと言われています。粉末状のものもありますが、やはり出来ればホール(粒)状のものを自分の指先でひねり砕くとなんとも言えない香りが広がります。そんな指先の感覚、漂ってくる香りの感覚も、ぜひ調理の過程で楽しんでみてください。
こんな存在感のあるクローブ、サツマイモとココナッツオイルの甘さと合わせて、パリパリ食感が楽しいクリスピーなガレットを楽しんでみましょう!
作ってみよう
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サツマイモはスライサーで極細にスライスするか、包丁で切る。ニンニクはみじん切りにする。
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クローブの丸い実の部分を指でひねり砕いて細かくし、1に塩少々とともに振り加えて、手でよく混ぜ合わせる。
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フライパンにココナッツオイルを入れて強火で熱する。フライパン全体にオイルが回るよう、量を調節する。2をフライパンの底全体に薄めに広げ、中火にする。水(分量外)で指先を濡らし、その指を振りながら3〜4回パパッと水を振りかける。
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3の上にヘラなどを押し付けてならす。カリカリ感が欲しい時は、鍋肌から適宜ココナッツオイルを垂らし、両面をこんがり焼く。
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お皿に移し、パセリを手でちぎりながら散らし、仕上げの塩を振る。お好みで粒黒胡椒を食べる直前に砕いて散らす。
ちょっと一工夫
- 仕上げでお塩を振るので、2の工程での塩分は少なめに。
スパイシーさと甘さ、クリスピー食感の絶妙なバランス
サツマイモならではのホクホク食感を現す黄色に合わせて、お皿も黄色に!ちょっとウキウキしてきませんか??
逆に落ち着いた黒い器も、大人なオヤツの雰囲気でいいですね。パセリの緑も映えます。
スキレットで作ったら、お鍋で焼いたままテーブルにサーブ出来ますね!アウトドアピクニックやキャンプなどで、小腹が空いた時に簡単に作れちゃう嬉しいおやつです。
人が大勢集まる時には、こんなカッティングボードに盛り付けても食卓が華やかになりますよ!
とってもシンプルな簡単おやつ、クローブの香りに美味しさ引き立つクリスピーなサツマイモのガレット。ぜひぜひお試しください。