皆さまこんにちは!いよいよ1年で最後の月、12月がやってきますね。
12月と言えば年末の忙しなさ、忘年会やクリスマスといったイベントごとが多く、普段よりお酒を飲んだりご馳走を食べる機会が増える月。年末から年始に向けて、太陽礼拝108回を行う予定が既に入っているヨガ愛好者も多いことでしょう。
今回は12月は体と心にとってどんな月なのか、じっくりみていきたいと思います。
12月はどんな季節?必要なケアと意識したいこと
12月は冬至がありますね。2019年は12月22日の日曜日が冬至に当たります。冬至は、太陽の力が最も弱くなる日であり、東洋医学では陰のエネルギーが最もみちる時期でもあるとされています。そして寒くなっていく季節に先駆けて、陽のエネルギーはこの日を境にまた少しずつ回復していくというわけです。
つまり、夏至と冬至は陰陽の入れ替わりであり、その影響で体調を崩しやすい時期でもあります。そんな時期に必要なのは滋養のある食べ物を摂り、疲れを溜めすぎないこと。
体のケアに意識の高いヨギ、ヨギーニには常識的なことでもありますが(笑)
首、手首や足首といった『首』が付く部分をしっかりと温め、冷えから来るこの時期の不調をケアするのが効果的ですよね!私も冷えやすい体質なのですが、経験上、鼠蹊部(そけいぶ)やひざ関節などを温めるのも相当冷えには効果があります。
鼠蹊部やひざ関節は首や足先より冷えを感じにくい部位でもあるのですが、実は大きな血管やリンパ節も多く、脚や体幹の冷えに大きく影響する部位でもあります。
お尻を温める時はぜひ、鼠蹊部まで温めてみてくださいね。
気忙しさと胃腸への負担
師走という名前の通り、走り去るように過ぎていく12月。年末大掃除やイベント、忘年会、年末年始のお休みは普段の生活リズムからは少し変化する方が多いことでしょう。
もちろん、とても楽しくもあるのですが、同時に気忙しさからのストレスや、暴飲暴食で胃腸への負担がかかりやすい時期です。ゆったりと内観し、立ち止まって今年の色々を少し振り返ってみる時間も取りつつ、1年の総まとめをしてみましょう。
オススメのアーサナは前屈
太陽礼拝108回を行う予定のある方、体の準備はできていますか?(笑)
12月のオススメアーサナはウッターナーサナです!
前屈は呼吸への意識が向けやすく、心を癒やし落ち着けるのに最適です。また、胃腸の働きを活性化し、全身の背面をストレッチすることで冷えの予防にもとても効果があります!
太陽礼拝でも繰り返し行うとても重要なアーサナですので、気忙しく感じた時は前屈のアーサナで内観してみてくださいね。
太陽礼拝108回、ウッターナーサナが自分にとって最適な方法で正しく行えないと、数日間から1週間ほど、腿裏・膝裏などの過度な筋肉痛や腰痛を引き起こす原因にも!
次回はこのウッターナーサナの正しいやり方、そしてウッターナーサナを取り入れたオススメのフローストレッチなどもご紹介していきます♪
お楽しみに!
[download id=”31357″]