素材の状態を観察しながら、素材に合った調理法を
このレシピが生まれるきっかけは・・・実は別のお料理を作ろうと保管しておいたアボカドを熟成させすぎてしまったこと。外側から触っただけで中のトロけ具合が感じられるほどの熟成度。きっと中も少し変色しているかも・・・。アボカドの形そのものを活かすお料理は難しそう。
じゃあ潰してディップにしようか。でも変色していたらディップにしても色合いが美しくないな。そう思いながらふと、それじゃあ緑の色を足そう!と、庭にワサワサ生えていた青ジソと冷蔵庫にあったフェンネルをたっぷり加えて一緒にミキシング。味わいにアクセントを加えたかったので黒酢を加えて。
そして出来上がったこちらのクリーム。
ハーブの香りが爽やかに香る、美しい色合いのクリーム。アクセントの黒酢の酸味が食欲をそそります。加えるハーブは青ジソの他に、緑濃いフレッシュなハーブなら何でも応用出来ます。自分好みのハーブとの組み合わせを楽しんでみてください。
レシピ
材料
- 完熟アボカド
- フレッシュなハーブ(青ジソ、バジル、ディル、etc…)
- 黒酢
- 塩
- 粒黒胡椒(お好みで)
作ってみよう
- ハーブを粗いみじん切りにする。
- きざんだハーブ、アボカド、黒酢、塩を合わせてミキシングする。途中、味見をしながら好みの塩味に調える。
- お好みで粒黒胡椒を、食べる直前に砕いて加える。
ちょっと一工夫
- アボカドはねっとり濃厚な味わいが特徴なので、塩味は少し強めにしてバランスを調えます。特にこのクリームと、何か別の食材と組み合わせる時はいつもより塩味を強くする方が仕上がりが引き締まります。
- ミキサーがない時は、すり鉢ですり合わせるか、まな板の上で包丁で刻みながら混ぜ合わせます。
- 黒酢を他の柑橘類(レモン、ゆず、ライム、etc…)などに替えるとフルーティーな仕上がりになります。
食べ方はいろいろ!
そのままディップとして野菜につけたり。
今話題の野菜を使った麺=ベジタブル・ヌードルとも相性抜群!ズッキーニを麺状にスライスしたズッキーニ・ヌードルと絡めます。器も同じ緑色でスタイリングしたり。
オレンジ色にすると雰囲気もガラッと変わります。
茹でたジャガイモと和えてサラダにしてもいいですね。ねっとりまったりしたアボカドのおかげでマヨネーズ要らず!ヘルシーかつコクのあるポテトサラダです。
完熟アボカドを手にしたらぜひトライしてみてください。