記事の項目
今回のレシピ
基本材料:(分量は写真をご参考にされてみてください)
- 菜の花
- 少し厚めに削ってあるカツオ節(薄削りのカツオ節でもOK)
- 粗塩
材料1:和風アレンジ
- 醤油、酢、すだちなどの柑橘(お好みで)
- ごま油
- ネギ類(小口切りにしておく)
- 金ごま
材料2:洋風アレンジ
- 粗塩、白ワインビネガー、バルサミコ酢など
- エキストラヴァージンオリーブオイル
- パセリやディルなどのフレッシュハーブ(指先で粗くちぎっておく)
- アーモンドやクルミなど
春を象徴する菜の花マリネを和風・洋風にアレンジ!
こんにちは、『ゆるベジ食』misakoです。まだまだ底冷えする毎日ですが、皆さん体調はいかがですか?
寒さ厳しい毎日なれど、市場には徐々に春を感じる食材たちが並び始める季節でもあります。そんな今月は、まさしく春を象徴する『菜の花』をテーマにお届けします!
今回はマリネ。辛子和えや胡麻和えなど、菜の花のマリネ=おひたしはたくさんありますね。
そんな菜の花のマリネ、基本となるベースの下ごしらえは共通でありつつ、和風と洋風の2種類の味わいを満喫できる!そんなゆるベジならではのレシピご紹介です♪
寒くて心も体も縮こまりがちな季節ですが、しっかり力強い味わいを加えてパワーをつけたい!そこで登場するのが『カツオ節削り』です。今回は少し厚めに削ったものを使用します。カツオ節削りは出汁取りに最適な食材ですが、こちらを『旨み』と『タンパク質』をプラスする重要な選手として活躍してもらいます。
乾物であるこちらの食材。少し厚めではありますが、茹で上げた菜の花の余熱と蒸気を活用しながらしっとりとじんわりと、徐々に旨みを引き出していきます。
もちろん、薄い削り節でも代用出来ますが、是非とも厚めの削り節で、濃厚なエネルギーを蓄える味わいをお楽しみください!
マリネのベースは和風も洋風も同じです。そこに和風・洋風それぞれの
- 塩分・酸味
- 油分
- 薬味
- アクセントとなるナッツ類
そして、お好みで辛味を加えてみてください。
作ってみよう
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鍋に水と塩ひとつまみを加えて沸騰させ、菜花を根元から投入する。
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菜花全体が熱湯に浸かって2〜3秒立ったところですぐに湯から引き上げて、大きめのザルで根元を下にして粗熱を取る。
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素手で触れそうなくらいに粗熱が取れたところで大きめのボウルに移し、たっぷりと荒削りをふりかける。
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手で菜花と荒削りを大きく優しく和え合わせて、しばらく置いておく。
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金ごまやナッツ類はフライパンで乾煎りして余分な水分を飛ばし、香りをたて香ばしくしておく。ナッツ類は包丁の腹などで粗く砕いたり、手で割ったりしておく。
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荒削りが馴染んだら菜花を好みの長さに切り(切らなくてもOK)、材料1(和風)もしくは材料2(洋風)の味付けで和え、味わいを調える。
基本は同じ、アレンジを楽しんで!
和風なアレンジの時は、七味唐辛子やラー油をプラスしてもいいですね!
洋風アレンジ、あえて菜花をカットせず、長さを活かしたスタイリングで。ニンニクのみじん切りを一緒に和えたらパンチのある味わいに仕上がります。
和風と洋風、同じお皿のように見えますが・・・よく見ると向かって左側の洋風アレンジのお皿は青みが強く、右側の和風アレンジのお皿は黄みが強いお皿です。
ほんの小さな違いですが、洋風はスタイリッシュなキレを、和風は柔らかい温かみをイメージしてみました。共に沖縄の窯元さんの器ですが、こんな楽しみ方もありますね。
和風・洋風を両方一度に楽しむ、食べ比べスタイルのスタイリングも美味しさを演出します。こちらのお皿は長崎の波佐見焼です。朱赤の色合いが菜の花とカツオ節の色合いと素材感を引き立ててくれます。
基本を押さえて、あとは自分好みのスタイルで。どんなお野菜にも応用出来る、楽しいアレンジです。皆さん好みの味わいを創り出してみてくださいね!