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「アナ骨ガールズの体のリアル」と題して、お届けしているぶっちゃけ座談会。
第2回目の今日のテーマは【尿もれ】です。
実は、多くの女性が悩んでいます。アナ骨を実践している方に起こったリアルな変化とはなんだったのでしょうか?ぜひ、読んでみてくださいね!
多くの女性が悩む尿もれ・・。アナ骨を実践して起こった変化とは?
小学校の先生だから飛んだり跳ねたりすることも多くて。でもアナ骨を始めたら、ぴたっと収まったよっていうの!ずっと今も通ってくれてるんだ。
4年連続で出産したっていう人がいるのね。その人もアナ骨受け始めて、本当に尿もれが止まったって言ってるよ!
[ガールズ達の質問|その4]
Q.アナ骨が尿もれ改善に効果がある?その理由を教えてください。
腹圧性の尿もれをイメージしやすように解説します。ビニール袋に空気を吹き込んで、その口を縛って空気が漏れない様子を想像してください。・・・想像できましたか?それを両手でグッと押します。縛り方が緩いと、口が開いて、中の空気が外に出てしまいますよね。
アナ骨でアプローチできるのは、この腹圧性の方が結果が出やすいかと思います。
腹圧性失禁は、骨盤底筋の『筋力の低下』や、『柔軟性』に原因があると考える事ができます。
少し、『柔軟性』についてお話ししますね。
例えば、股関節、肩関節の動きが悪い原因を筋肉の『柔軟性』で考えると、原因由来の筋肉が硬くなっている事が予想されます。
しかし、骨盤底筋というエリアで、『柔軟性』を考えると、動きが悪いのは硬さというよりも、『緩み』と捉えてたほうが正確かと思います。
では、『緩み』とは何か?この解釈には必ず誤解が生じるので、少し説明をしますね。緩みにも二つの状態があります。
- 良い意味での脱力された状態。必要以上に緊張してない事。
- 筋肉自体が働けない。
例えば、下着のゴムが劣化し、ゴム特有の張りがない状態をイメージして下さい。
尿もれがある骨盤底筋の状態は、「骨盤底筋そのもの」が緩んでいると考えられます。そして、生殖器を支えるものは筋肉だけではなく、靭帯と呼ばれるものも沢山ついていますが、その靭帯自体も緩んでしまっている可能性が高いのです。
話を元に戻しましょう。腹圧性失禁の場合、骨盤底筋の『筋力の低下』や、『柔軟性』が引き金になり、症状がおきている可能性が高いです。その解決は、アナ骨をする事で軽減、寛解が見込めるかと思います。
因みに、体重増加や、加齢などによって骨盤底筋の筋力は落ちます。
特に女性は、男性にはない膣があること、骨盤底筋の面積がが男性 より大きいこと、尿道が男性より短いことなどから、女性は尿もれをしやすいのです。
生徒さんは、アナ骨を練習する事により、
- 骨盤底筋が鍛えられた
- かつ理想的な柔軟性を獲得できた
- 腹圧をうまくコントロール出来るようになった
と考えられます。
4年連続で出産した女性。週1回のアナ骨で尿もれはどうなった?
ちょうど半年くらいかなー。通ってたのは週1だよ。
[ガールズ達の質問|その5]
Q.アナ骨は、毎日やらなくても効果があるんですか?
でも、忙しい現代で、「毎日は難しい・・・。」という方も多いと思います。週1であっても改善方向に向かったのは、コントロールの仕方を脳が覚えてくれたのかもしれません。
アナ骨は眠っていた筋肉を揺さぶる効果もあるので、今まで使えなかった場所が使えるようになるというのは週1であっても十分に効果は感じてもらえるのだと思います。
使えてなかった筋肉がアナ骨で使えるようになって、脳が「ここも使った方がいいね!」となったら、脳は体に伝達をしてくれるようになる。その結果、毎日の練習でなくても、効果がでたように思います。
別の見方をすると、腹圧を使えるようになると排泄する力は強くなるんです。そのことから残尿感は、全然変わってくる方が多いようです。そういうことは練習のモチベーションには繋がりますよね。
のりこ先生のお母さまはアナ骨で子宮脱の治療が不要に!
パッドの話なんだって。そういう隠語があるらしい。20ccとか50ccとか。
子宮脱が治る前は、子宮が降りてこないように、婦人科でペッサリーっていう避妊具みたいなのをつけてもらっていたの。半年くらいで取り換えないと 肉が巻き付いちゃうから
半年くらいで抜くの。
[ガールズ達の質問|その6]
Q.シニア世代にも効果があるその理由とは?
先ほど、「眠った筋肉を目覚めさせる」という話をしました。その眠っている筋肉量は若い世代よりシニアの人の方が多いので、目覚めさせることができれば筋出力が大きくなる、ということになります。
筋肉は衰えるけども、もう一回使ってあげればまた発達するっていう要素があります。
それが20代のときのようなハリを戻すかっていったらそれは約束はできないのですが。
外側の筋肉だとイメージがしやすいかもしれません。60歳からボディビルやりましたっていう人も体型変わりますよね。
アナ骨は、主に内側の筋肉(インナーマッスル)アプローチをしますが、外側の筋肉と同じようになるんです。
シニアにとってのその眠ってしまっている筋肉の代表が骨盤底筋なのです。
編集後期
女性にとって人に話しにくい悩みの尿もれ。人に言えない悩みが解決することは本当に嬉しいことですよね。
お母様のことを話す、のりこ先生はまるで少女のようでした。感動して泣きそうに。そのピュアな姿はまさにガール。
ヨガ指導者になって、家族と一緒にヨガをして、QOL(生活の質)が上がるなんて、こんなにハッピーなニュースはないですね^^
次回は、【冷え編】をお届けします!お楽しみに!