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花粉症に効くハーブティー
目、鼻がつらい、花粉症。皆さんはどのように付き合っていますか?マスク、メガネ、薬を服用したり、注射での対処法などもありますが、今回はつらい花粉の症状を和らげてくれるハーブをご紹介します。
花粉症に効くハーブ |
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目の症状に効く |
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これらは抗ヒスタミン作用や抗アレルギー作用をもつハーブです。
好きな香りを探して、まずはシンプルズティーからお試しください。それだけでは慣れずに飲みにくい場合は、はちみつや砂糖を少し加えてみると飲みやすくなる場合もあります。レモンの搾り汁を加えてみても良いでしょう。また、ホットではなくて冷たいアイスティーにすると飲みやすくなるハーブもあります。
そして、シンプルズを楽しまれた後は、是非ブレンドティーにも挑戦してみてくださいね。
外からの手当てとしてのハーブの活用方法
また、ハーブからエキスを抽出したもの(ハーブティーとしての時よりも多めにハーブを使い、濃くお茶を煎れる)にガーゼを浸し、冷やして目に乗せて目を休ませるのもいいでしょう。ガーゼをマスクの内側に当てていただくことでも花粉症の症状が緩和されます。
目の症状にはアイブライトやラベンダーがお勧めです。鼻水の対策にはシナモンやタイムを。
花粉症でつらいのは、くしゃみや鼻水が出る、目が痒いといった直接的な症状が多いですが、それによって起こるストレス、不眠なども、実は花粉症の人にとって大きな負担になります。
ラベンダーを浮かべたお風呂に入ったり、カモマイル、オレガノ、オレンジピール、レモンバームなどもお勧めです。
ハーブを使ってリラックスできる空間作り
花粉の時期は、寝具や洗濯物を外に干せないことも悩みの種ですね。そんな時には気分を変えるためにポプリやサシェを使ってみましょう。
枕元にスウィートオレンジやラベンダー、ベルガモットのポプリを置くと質の良い睡眠が期待できます。
引き出しの中にはタイム、ミント、ラベンダーなどのサシェを入れて、防虫効果と芳香浴もいいでしょう。
花粉症の時期にオススメのヨガポーズ
花粉の季節は呼吸が浅くなり、背中も丸まりやすくなります。そんな時は、戦士のポーズ2番(ヴィーラバドラ・アーサナⅡ)で下半身の安定をつくりながら、上半身の広がりも感じられる姿勢で、しっかりと胸を開いてたっぷりの呼吸をしましょう。
戦士のポーズ2番(ヴィーラバドラ・アーサナⅡ)
- 両脚を大きく開いて立つ。足は並行になっている。(マットに対して横を向いてタダーサナからそのまま脚を開いた上体)
- 左足のつま先を少し(45°くらい)内側に向ける。
- 右足のつま先を右側90°(マットの正面)に向ける。
- 両足の踵が一直線上にくるよう整える。この時バランスがグラつき安定しなかったり左足(後ろ足)の踵が床につかなかったりするようであれば脚の幅を狭くする。
- 息を吸い、右腕が前に伸びるように両腕を前後に肩の高さまで持ち上げ目線は右手の指先に向ける。手のひらは床向き。
- 左右の骨盤の高さは床と並行のまま、息を吐きながら右膝を曲げ、踵の真上に膝がくるように脚幅を調整する。
- 右ひざが内側に倒れないように、右つま先の方向を向いている。左足(後ろ足)の踵をしっかり床に押し付ける。
- このままポーズを5〜10呼吸キープする。吸う息では背筋から頭頂まで長く伸ばすようにする。腕は伸ばした前後に引っ張り合うようにする。吐く息で肩をリラックスし、両足に均等に体重をのせて安定させる。
- 息を吸いながら右膝を伸ばし、息を吐いて両腕をカラダの脇に下ろしてポーズをほどく。
- 反対側も同様に行う。
ポーズをとる際の注意
- 呼吸のペースや長さはその時の自分の状態に合わせて調整する。
- 体のどこにも痛みを感じないようにする。
- 膝を痛めないように、曲げた前脚の膝が、踵より前に出ないようにする。
- 反り腰になりすぎないよう、ポーズに入ったら尾骨を少し下げ、恥骨を胸の方向へ引き上げる。
- 上半身が前屈みにならないようにする。
- 首の後ろの力を抜き、肩まわりや上半身に余分な力が入らないようにする。
そしてヨガのあとにはレモンバームティーでゆったりとした時間を過ごしましょうね。ハーブを使ってすこしでも快適に、花粉と上手くお付き合いしていきましょう!