この3月に1ヶ月間、大好きなバリ島に滞在していました。「食」への興味は尽きることなく、たくさんの食堂やカフェへ出向き様々な食文化を体験してきました。その中で特に心を惹かれたのが香辛料を効かせた調味料「サンバル」。各家庭でレシピがあると言われていて、甘辛い味わいが特徴。現地ではポピュラーなレモングラスや様々な食材を刻み合わせて作られています。
私が現地の料理教室で作ってきたのは、トマトを主体にしたサンバル。バリ旅の余韻に浸りながら、日本でも手に入りやすい食材を使って、そのサンバルを再現したいと思います。
アジアン風の甘辛トマトソース
材料1
- トマト
- タマネギ
- ニンニク
- ショウガ
- パクチー
- 粒黒胡椒
材料2:最初に混ぜ合わせておく材料
- パームシュガーもしくは黒糖
- ナンプラー
- 塩
- 唐辛子(輪切り)
作ってみよう
- トマトとタマネギは細かめのざく切り、ニンニク・ショウガ・パクチーは細かく刻む。
- ボウルに1を入れ、材料2の調味料を加えてよく混ぜ合わせる。味わいのポイントは、混ぜ合わせた後に少し味見をしてみて『ちょっとしょっぱい!』『けっこう甘い!』のバランス具合。自分の舌の感覚を信じてちょっぴり強めに味付けする。
- 味わいが調ったら冷蔵庫で1時間くらい寝かせます。刻んだ野菜たちから水分が出てくるのでさらに混ぜ合わせ、お好みの塩加減・甘味加減にして調整する。仕上げに粒黒胡椒を砕いて散らす。
ちょっと一工夫
- サラダとしてそのままスプーンでワシワシ食べるときは調味料を少なめに、ソースとして添えるときは強めに調えます。
- トマトやタマネギから水分が多く出てくるので、状況によって味の強さを調節しながら自分好みの味わいに仕上げてみてください。
食べ方いろいろ
味付けを薄めにすれば、スプーンでザクザクすくって食べるサラダになります。
冷奴に添えるのは大好きな食べ方!
鳥の唐揚げに添えて食べるのは、現地バリでも大人気の組み合わせです。
サラダ風に仕上げた器に炊いた玄米を添え、そこにプラスするのも美味しい食べ方ですね。
塩加減や甘味加減を自分なりに調えて、好みの味わいに仕上げてみてくださいね。次回のお題はこれからが旬のズッキーニ!お楽しみに♪