記事の項目
今回のレシピ
材料1(分量は写真をご参考にされてみてください)
- ジャガイモ
- ほうれん草
- 長ネギ
- バター
- ローリエ
- 昆布
- 豆乳
- 味噌
材料2:トッピング
- アーモンド(フライパンで炒るか、トースターで軽く火を入れて、冷ましておく)
- すりごま
- パセリ
- 粒黒胡椒
- 唐辛子(お好みで)
同じ具材でも工夫ひとつで洋風にアレンジ可能!
こんにちは、『ゆるベジ食』misakoです。今月のピックアップ食材『ジャガイモ』のレシピ、第2弾はお味噌汁!
お味噌汁といえば日本の伝統の汁物ですが、今回は具材を全て滑らかにし、クリーミーなお味噌汁に仕上げました!
ハーブも使い、見た目は洋風に仕上げていますが、一口含んで見るとどこか懐かしい味わい。そう・・・幼い頃から慣れ親しんだお味噌の香りがふんわり香ります。
以前、口腔内を手術し、流動食しか口にすることが出来なかった約1年間がありました。
食べることが大好きな私は、それはショックでショックで・・・でも、思考を切り替えて『見た目も味わいも存分に楽しめる流動食を作ろう!』とよく作っていた、思い出のレシピでもあります。
ますます高齢化が進み、咀嚼が難しくなる方も増えるかもしれません。皆さんの身内にも、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。
『食べること』は生きていく上でとても大切な喜びの一つ。そのお手伝いとして、このレシピで寄り添わせて頂けたらとも思っています。
作ってみよう
- ほうれん草と長ネギをざく切りにする。
- ジャガイモは皮をむき、1cm角くらいにザクザクカットする。
- 厚手の鍋にざく切りにした長ネギとローリエ、バターを加え弱中火で温め始める。
- 長ネギがしっとりとしたら、ジャガイモを加えてバターを絡め、ジャガイモがかぶるくらいの水と昆布を加え、弱中火でコトコト火を入れる。ジャガイモに火が通ったら一旦火から下ろし、昆布とローリエを取り除く。
- ミキサーに粗熱が取れた4と、ざく切りのほうれん草を加えて、滑らかに攪拌する。途中、水分が足りなかったら少しずつ豆乳を加えてゆるめていく。
- 5を再び鍋に戻し、弱火で火にかけ、豆乳を適宜加えながら、好みの濃さにする。味噌を加えて味見をしながら仕上げる。
- 鍋を火にかけている間に、フライパンやトースターなどで炒ってから冷ましておいたアーモンドを包丁の腹などで砕く。黒胡椒も包丁の柄の部分を使って粗く砕いておく。
- 器にスープを盛り付ける。パセリを手でちぎりながら散らし、すりごま、砕いたアーモンド、黒粒胡椒を散らして仕上げる。
ちょっと一工夫
- 豆乳が苦手な方は牛乳でどうぞ。もちろん豆乳・牛乳不使用でも美味しく仕上がります!
- 辛いものがお好きな方は、唐辛子を刻んで散らしてみてください。
スープの色合いとトッピングの面白さを楽しんで!
まずは基本の白い器!スープとパセリのグリーンに、トッピングの茶系がマッチング!
お次もスタイリングの基本、『お料理に使われいる素材の色の器を使う』。緑色も鉄板の安定感ですね。
このスープはトッピングでも色々な楽しみ方が出来ます!
まずは基本の丸く散らすパターン。カジュアルなインディゴブルーはいかがですか?一直線に散らしてみましょう。テーブルにサービスするときは横ラインにしたり、縦ラインにしたり、はたまた斜めにセットしたり。。。。アレンジが広がります♪
白と対照の黒。器の半分だけに全体に散らしてみました。陰陽シンボルに似ていますね。
そして辛いものがお好きな方は、唐辛子を刻んでプラスしてみてください。器全体の色合いに、躍動感が生まれてきます!特にグレーの器とは好相性ですよ。
味わいはもちろん、見た目と味わいの面白いギャップとトッピングの面白さをお楽しみくださいね!