こんにちは!よがくらげ雅子です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のPr△ra通信は、、、ちょっと凄いですよ!!プラーラのプライマリーシリーズ、イラストダウンロード公開です!!
それの何が凄いかって…
なんと、ヨガジェネでもおなじみのヨーコ・フジワラ先生が監修してくださいました(感涙)。よがくらげは感無量でございます。
というわけで、今回はこのイラストへの想いに触れつつ、アシュタンガヨガについて、少し解説させていただきます。
プライマリーシリーズをイラストでもっと身近に
昨今、ヨガ愛好者の増加とともに、アシュタンガヨガ愛好者も増えてきています。都心だけでなく地方でもマイソールのスタジオが増え、より身近に取り組みやすい環境が整ってきました。
とはいえ、運動量が多く難易度の高いアーサナも出てくるアシュタンガヨガのプライマリーは、初心者の方には少し敷居が高く感じられる側面もあるかもしれません。
しかし本来、アシュタンガヨガはヨガ上級者のためにだけ在るものではもちろんありません。
一連のアーサナを繰り返し練習することで心の動きを静め、日々の体の変化を感じ、受け入れることで自分自身と向き合っていくことこそが有意義な練習です。
このプラーラのイラストシリーズは、どんな人にもヨガを楽しんで欲しいという思いの元、産まれました。
そういった意味では、少し難易度が高いけれど、ヨガの素晴らしさや醍醐味が凝縮されているアシュタンガヨガのプライマリーシリーズを作れたことは本当に意味のあることだと感じています。
監修をしてくださったヨーコ先生は、気持ちの良い初夏の風のような、本当に魅力的な方です。最初、監修をお願いする際にとても緊張していた私ですが、先生のおおらかでナチュラルな雰囲気に、圧倒されつつも心が緩みました。
アシュタンガヨガを真摯に練習しているとこんな風になれるのかな?いや、自分は自分、誰かになろうとするのではなく、自分を高める練習をしなくては。
そんな風に思ったことを、覚えています。そして本当に細やかにチェックしてくださったので、こうして自信を持ってみなさまにお届けする日を迎えることができました。
アシュタンガヨガとは?
さて、ここで「アシュタンガヨガとはなんぞや」、というのを軽く復習しておきましょう。
アシュタンガヨガとは、呼吸と目線・動作が決められていて、決まった順番で呼吸に合わせて動いて行くインドの伝統的なヨガの流派の一つです。
現代ヨガの父とも言われる、シュリ・T・クリシュナマチャリヤ師(Sri T. Krishnamacharya、1888-1989)に師事したパタビ・ジョイス師(K. Pattabhi Jois、1915-2009)が、ヨガの最古の経典「ヨーガスートラ」に記された「八支則」を実践するヨガとして、アシュタンガヨガのシステムを考案しました。
呼吸にフォーカスしつつアーサナを行なっていくことで、精神的には深い瞑想に導いていきます。
ちなみに「アシュタンガ」とは、サンスクリット語で「八本の枝(八支則)」(アシュト/Ashto=八、アンガ/anga=枝)という意味を持ちます。八支則はより良く、正しく、生きるための指針であり、現代でもさまざまなヨガの根底に流れている考え方です。
- ヤマ(Yama/禁戒)
- ニヤマ(Niyama/勧戒)
- アーサナ(Asana/坐法)
- プラーナヤーマ(Pranayama/呼吸)
- プラティヤーハーラ(Pratyahara/感覚の制御)
- ダーラナ(Dharana/集中)
- ディヤーナ(Dhyana/瞑想)
- サマーディ(Samadi/三昧)
アシュタンガヨガは、呼吸と動きを連動させたアーサナの練習に真摯に取り組み、生活の中でヤマ、ニヤマを意識した行いをすることで心身の健康を高め、自己実現への道を切り開き実りある人生を送るための、いわば生き方の指針と言えます。
アシュタンガヨガのアーサナ
アーサナとしては、太陽礼拝から立位、座位、逆転、フィニッシングまでアーサナの順番が決まっていて、連動した動きを繰り返すごとに集中力を高め、心と体の強化していくことを目的とします。
主に早朝(6時~9時頃)に開かれることが多いマイソール(自主練習)クラスでは、自分のペースで練習を進めることができ、疑問や質問があれば講師が個人指導してくれることから、初心者にはおすすめのクラスです。
対して、インストラクターのリードに合わせてクラス全体で呼吸とアーサナのタイミングを合わせていくレッドクラスもあります。
ある程度ヨガのアーサナに親しんでいれば、初心者からでも取り組むことができます。練習を少しずつでも続けることができ、それによって日々の心と体の変化を感じ、受け入れることができれば、アシュタンガヨガの素晴らしい効果を得ることができるでしょう。
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