ヨガジェネカレンダー6月分ダウンロード開始
皆さまこんにちは。いかがおすごしでしょうか。
だんだんと日中の気温が上がり、夏の気配が漂ってきましたね。この季節ならではの新緑や野花の美しさで気持ちも上がりますが、同時に雨の日も増えてきました。
6月21日は夏至ですが、1年で一番日照時間が長くなる夏至の前後は体力を消耗しやすく、アーユルヴェーダでは梅雨の始まりはピッタが増大しやすいと言われています。なんとなく体調にゆらぎを感じたり、症状では頭痛などが出やすくなるのはそのせいかもしれませんね。
そしてこの時期の不調をそのままに夏へ突入すると、夏バテになりやすいので要注意です。上手く乗り切るための、オススメのケアをご紹介していきましょう。
日常生活での簡単ケア
気温や気圧の変動により自律神経が乱れやすいこの時期、十分な休養やバランスのとれた食事はもちろんのこと、首や肩をゆっくりと回したり、瞼をそっと手で覆い目元の筋肉を緩めたりするだけでもスッキリします!私は頭痛もちなのですが、頭痛の時にも簡単にできるケアです。
また、雨の日でも室内を明るく保ち、昼夜のリズムを保つのもオススメです。雨の音に耳を傾けてみるのも気持ちが落ち着いて、リラックスできますよ。この季節ならではの情景を楽しみながら、穏やかにすごしてみてくださいね。
オススメのアーサナ
6月のオススメアーサナは、体側を気持ちよく伸ばす閂(かんぬき)のポーズです。
膝をつくことで初心者の方でも行いやすく、骨盤の向きを丁寧に感じ取り、調整することで精神的にもセラピー効果が得られます。呼吸によって肺が膨らんだり萎んだりする感覚を味わってみましょう。
ポイントは、骨盤をしっかり正面に向けること。前かがみにならないように、気持ちよく呼吸ができる範囲まで側屈を深めていきます。首の角度は急激に曲がってしまわないように、背骨の延長線上に気持ちよく長く伸ばして。
特に上の肺に新鮮な空気を送り込むようイメージしながら、吐く息ごとにアーサナを深めましょう。側屈することで血流も改善しリフレッシュできますので、デスクワークの合間にも取り入れたいですね。
まとめ
いかがでしたが?なんとなく不調を感じやすい季節の変わり目も、ちょっとした心がけや簡単なケアでかなり改善することもあります。
美しい紫陽花、移ろいゆく季節を味わいながら、その中に存在する自分の体の季節も感じてみてくださいね。アーサナと呼吸は、そのための最適なツールであり、効果の高いケアにもなると思います。
次回は、パリガーサナのちょっとしたバリエーションや体側の伸びが深まるシークエンスなどをご紹介していきます!お楽しみに♪
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