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新型コロナウイルスで収入激減!助けて、MIKIZO先生
新型コロナウイルスの影響でヨガのスタジオが閉まり、レッスンも激減。収入が減って困り果てたヨガインストラクターから、ヨガビジネス講師MIKIZOのもとに相談が相継ぎました。
このような状況に直面し、ヨガ業界のためにできることはないかと日々模索するヨガジェネレーション。弊社代表MIKIZOこと酒造博明が専門家の方をお招きし、ヨガインストラクターがいま最も気になっているであろう助成金について、あれこれ教えていただきました。
動画でご覧いただきたい方はコチラ
果たしてMIKIZOは、ヨガインストラクターを救うための得策を見出すことはできるでしょうか!?
MIKIZOが直撃!ゲストは公認会計士 松田眞理先生
今日はフリーインストラクターやヨガのスタジオを経営されている事業者の方に向けて、コロナの自粛生活が続いていますが、それに対して我々が何かできることないかなと考えて、
自宅にいながらもこうやってYouTubeの動画を見て勉強できるよう、お金の話にはなりますけれども、助成金や支援金、協力金などのお話をプロの専門家をお招きし、お話を伺いたいと思います。
公認会計士の松田眞理先生をお呼びしております。松田先生、よろしくお願いいたします!
2001年に公認会計⼠試験に合格した後、⼤⼿監査法⼈で5年、会計事務所で3年を経て、松田眞理会計事務所を開業。大企業の会計や税務顧問を務める他、起業家への仕事のプロデュースや健康的な経営コンサルティング、⼦供たちを対象にしたお⾦やキャリアの授業、起業家のコンサルティングとしても活動。
クライアントからは「迷⼦になりそうな時や前進したい時に相談したいと思う先生です」と言われるほど信頼されている存在。
実際にお会いしたことある気がしていたんですが。笑
松田先生は、公認会計士の先生だという風にお聞きしているんですけれども、実際にはヨガの先生も担当されたりしているんですか?
実名は出さなくて大丈夫です。
たくさんの方にお越しいただいて、みなさんのお悩みは様々ですね。
個人セッションって何なんですか?
ヨガインストラクターの方は、事業をどう展開していけば良いかっていうところのご相談が多いですね。
あとはそのお金のノウハウだったり、みなさん開業するまで全く相談できる場所がないので、開業する前にどうすればいいですかっていうお話は多いですかね。
そういう個人セッションのお話も下記に詳細を入れておきますので、ご興味ある方は是非覗いてみてください。
ヨガインストラクターが申請できる助成金はある!?
私、ヨガビジネス講座というのをこの10年以上やっているんですけれども、そこの卒業生も今フリーのインストラクターが多くて問い合わせをすごく受けるんですね。
もう全国的に今仕事ができない、スタジオ自体が閉まっていたり、一部最近開け出しているところもあるって聞いていますけれども、お客様が「怖いから」と言ってなかなか来ないというところで、開店休業というところが多いとは思うんです。
現実問題として、お金が入ってこないっていうことがあると思うんですね。
それに対してヨガの先生を救うじゃないんですけれども、今まで頑張ってきたから申請できる助成金とか、協力金とかいろいろあるんじゃないかっていう情報が、ネットや口コミ、SNSを通じて入ってきているのですが、
今日は実際フリーのインストラクターや事業者が申請できる助成金や協力金にはどんなものがあるのかということと、実際にその時の注意点なんかをお聞きしたいなと思っています。
今話題の持続化給付金!私はもらえる対象?
ただ情報がありすぎて、自身が何の申請できるのかというのを分かっていない方がとても多くいらっしゃるのではないでしょうか。
まずお伝えしたいのは「持続化給付金」です。
皆さん、おそらく聞いたことあると思うのですが、法人は200万円まで出るということや、個人事業主は100万円まで出るということ等、おそらくその辺りの情報をゲットされている方が多いかと思います。
これを一番最初にご自身が申請できるかどうかというのをチェックしていただきたいんですね。
たとえば今この収録をしているのは5月ですけれども、今年の5月の売り上げがゼロだったとしますよね。
50%以上、下落していると申請の対象になります。
助成というか、給付金が受けられる可能性があるというところで、もう受付が始まっているんですね。
いま言われているのが、申請締め切りは2021年1月だったと思います。
そこまでの期間で前年同月比と比較して、50%以上下がっていればそれは申請の対象になる。
個人事業主だと100万円MAXもらえる、法人だと200万円MAXもらうためにどういう計算をするかというと、
たとえば昨年5月の売り上げが、100万円でした。今年はゼロ。
これ50%以上減少してますよね。
そのゼロと、昨年1年間の売り上げを比較するんです。
昨年5月が100万円売り上げたけれども、他の月にもし全く売り上げが立っていなくて収入がゼロだったら、昨年の年間売り上げもトータル100万円ですよね。
1年間に計算し直すので、そうすると差額が出なくて、給付金をもらえないというケースは結構あるので、そこは気をつけてください。
うまくできてるんです。
じゃあこれは嫌らしい話、より下がった月をベースに申請した方がよりたくさん出るってことですね。
ただ、より下がったということで選んだ月の昨年の売り上げが、その月だけ特に大きかっただけだと、1年間に計算し直すので、そこで申請の対象から弾かれてしまうんです。
なるほど、ありがとうございます。
未来のための先行投資!持続化補助金とは?
「持続化給付金」というのは、もちろん法人個人問わずだと思うんですが、それ以外に出るものというのはないんですかね?
あと先ほどお伝えしたのは「持続化給付金」なんですが、「持続化補助金」というのもありまして、「持続化補助金」というのは文字の通り、経営を持続化していくための補助なんですね。
なので今こういう状況でなかなか事業者の方も、法人として経営されている方も、今後の見通しが難しい状況にあるんですけれども、それでも新しい施策をいろいろと考えていらっしゃると思うんですね。
今までと違う……たとえばオンラインでヨガを配信しようだとか、ヨガのインストラクターをたくさん集めてみんなでできることをしようだとか、それには新しい設備投資だったり、いろんな経営資源の投入が必要になってくるので、それに対して申請を出して、補助金を別にもらうっていうケースもあります。
これはまさに申請が今始まっているのですが、今後もおそらく持続化補助金の方は続いていくと思うので、こちらもぜひ使っていただけたらなと思います。
※5月22日、経済産業省より上限150万円に改定と発表。
詳しくは、松田先生がご自身のブログに分かりやすくまとめてくださっているので、そちらをご参照ください。
まさにもうヨガは今対面式ができなくて、自粛は明けたとて、生徒さんが「やっぱり怖い」と言って元の通りに人がたくさん集まるというのは当面は難しいなって思っているんです。
おそらく今もうヨガ業界でもオンラインヨガっていうスタイルを積極的に取り入れていて、長年難しいとされていたオンライン化がいよいよ定着するんじゃないかなっていうふうに僕も見ています。
そういうところにやっぱり幾ばくかの先行投資として、パソコンやタブレットを買ったり、ライトを買ったり、Wi-Fi設備を整えるみたいなところに、ぜひこういう助成金や補助金を申請してお金をもらえる制度があるということを知っていただけたらいいなと僕も感じました。ありがとうございます。
まだまだたくさん聞きたいですね!笑
嬉しいことに、今回のMIKIZOが直撃インタビューし、松田先生が教えてくださった、給付金や助成金のことに関して、松田先生がご自身のホームページでとても詳しくブログにまとめてくださっています。
5月22日に経済産業省より給付金に関する追加措置が新たに発表されたのですが、取材日は5月14日だったため、まだこの時に伺えなかった部分も松田先生のブログにはアップデートされているので、ぜひチェックされてみてくださいね。
次回の予告
ということで、二人の話は盛り上がりまだまだ続きそうなので、前編はこの辺で。後編は「MIKIZO、個人事業主の雑所得と事業所得について学ぶ」の巻をお送りします!
動画でご覧いただきたい方はコチラ
今回の記事の前編と後編が1本の動画としてヨガジェネYouTubeチャンネルにアップされているので、ぜひチェックしてみてくださいね。