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MIKIZOが直撃!ゲストは公認会計士・松田眞理先生
弊社代表のMIKIZOこと酒造博明が専門家の方に気になる事情をあれこれ聞いていく、ヨガジェネYouTubeチャンネルの「MIKIZOがプロに直撃インタビュー」!
新型コロナウイルスの影響で収入が激減したヨガインストラクターからの相次ぐ相談にヨガビジネス講師MIKIZOが立ち上がり、公認会計士・松田眞理先生に、彼らを救える補助金や助成金などがないかお話を伺いました。
前回に引き続き、事業持続化補助金や助成金にまつわるお話の後編をお届けします。
動画でご覧いただきたい方はコチラ
個人事業主の確定申告!勘定項目はどうしたら良い?
青色申告だとか白色申告だとかよく聞くんですけれども、その青だか白だか申請の方法によっては、今回の持続化給付金をもらえないケースがあるっていうのを風の噂で聞いたんです。
この辺もなんかあの注意点とかその対応策みたいのがあればお聞きしたいなと思うんですけれども。
なので、法人化されていたり、開業届を出して事業所得として確定申告を提出されている方が対象になります。
そういう方は対象から外れてしまっているので、署名活動が起こったりだとか、いろいろムーブメント起こっています。
昨日(取材日は5月14日)政府からも雑所得の方だったり、フリーランス……ヨガの方でもスタジオとの契約でお給料という形でもらっている方もいらっしゃると思うんです。
これからどうその制度が変わってくるのか変わってくるのかというところだと思います。
※5月22日、経済産業省より雑所得や給与所得で申告している方も対象に改定と発表。
そもそも雑所得って何?事業所得とどう分けたら良い?
やっぱり「雑所得」という項目で申請をされている方って多そうですかね?
その他の所得というのが、11項目※あるんですけれども、そこに該当しないものだけをまとめて「雑所得」にしています。
ヨガインストラクターで申告をされる方は、私は「事業所得」で申告されている方が多いんじゃないかと思うんですね。青色でも白色でも。
あとは「給与所得」で入ってきたりとか……
MIKIZOがいま流行のデリバリー系アルバイト!?これは雑所得?
僕がたとえば、今回「事業が立ち行かなくなった、やばい!社長の給料なんか取れない!」ってなって、僕がUber Eatsのアルバイトを(自分の会社の)スタッフに内緒で夜鍋してやったとしたら、僕のこの幾ばくかのお金ってこれ「雑所得」になるんですかね?
本業とは別に所得ということで、Uber Eatsとの契約の関係(笑)雇用契約なのか、業務委託契約なのかわからないので、まあなんとも言えないですが、
そのUber Eatsからのお金がもし「パート代・アルバイト代給与所得」で入ってきたら、それは今のゼロ円かもしれない役員所得と同じく給与所得で申告するんですね。
ただ、Uber Eatsですごい収益を得て、こっちが本業かな?ってなったら、もしかしたらそこは逆転する可能性あります(笑)
じゃあもしかすると、ヨガの世界にも本業があって副業的にヨガをされている方は「雑所得」にして申請されている方が多いということですね。
先ほど、あのヨガで申告されている方は「事業所得」で申告されている方が多いんじゃないですかってお伝えしたのは、雑所得で申請するぐらい所得の金額が少なければ、おそらく確定申告をしないという方が多いとふんだからなんですね。
朗報!雑所得や給与所得で確定申告していても給付金申請の対象に
いま先生に聞いたら署名活動とかなんだっていう動きがあって、もしかしたら今後その「雑所得」で申請されていた方にも出る、という可能性が光として見えてきたよ、みたいな認識でいいですかね?
※5月22日、経済産業省より雑所得や給与所得で申告している方も対象に改定と発表。
詳しくは、松田先生がご自身のブログに分かりやすくまとめてくださっているので、そちらをご参照ください。
あのまだまだお聞きしたいお話があるので、あのこのお話はパート2へと続くということでいかがでしょう?笑
はい!是非お願いいたします(笑)
次回は、そうですね。この現状のコロナに対して、お金のプロの松田先生に未来に向けてのお話も聞けたらなと思っておりますので、ぜひ楽しみにしていてください。
松田先生の詳しいプロフィール等々は下記に詳細を載せてありますので、是非よかったら見てください。
松田先生ありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします!
2001年に公認会計⼠試験に合格した後、⼤⼿監査法⼈で5年、会計事務所で3年を経て、松田眞理会計事務所を開業。大企業の会計や税務顧問を務める他、起業家への仕事のプロデュースや健康的な経営コンサルティング、⼦供たちを対象にしたお⾦やキャリアの授業、起業家のコンサルティングとしても活動。
クライアントからは「迷⼦になりそうな時や前進したい時に相談したいと思う先生です」と言われるほど信頼されている存在。
今回のMIKIZOが直撃インタビューし、松田先生が教えてくださった、給付金や助成金のことに関して、松田先生がご自身のホームページでとても詳しくブログにまとめてくださっています。
次回の予告
さて、次回は松田先生に「これからの未来に向けてどう事業計画を立てたら良いか」のお話を伺う予定です!
気になる事業化助成金のお話もたっぷりしていただきました。事業化助成金については、松田先生が一足先にわかりやすくブログにまとめてくださっています。
動画でご覧いただきたい方はコチラ
前回と今回の助成金にまつわるお話が1本の動画としてヨガジェネYouTubeチャンネルにアップされているので、ぜひチェックしてみてください。
脚注
- 国税庁のホームページに記載されている所得の種類は雑所得を含めて10種類です。これらの所得のうち、事業所得は、「営業等の所得」と「不動産所得」に、雑所得は、「公的年金等」と「それ以外」に分かれています。当記事および動画では、これらの分類を合わせて、全ての所得は12種類で、分類できる11種類の所得以外のものを「雑所得(その他)」としています。
参照:国税庁ホームページ