こんにちは、よがくらげ雅子です。6月になって自粛が段階的ではありますが解除の方向に向かい、ようやく気持ちも季節に乗っかるように前向きになってきましたね!
6月は梅雨の季節ですが、夏の予感、暖かく湿った空気、雨の匂いと紫陽花、私は大好きな季節です。ですがやはり雨が多く、この季節はちょっと苦手と感じる方も多いようです。
また、気圧の変化で頭痛やけだるさなどが出てしまうこともあるので、そんな不調を一掃すべく、今月のオススメアーサナでもあるパリガーサナを取り入れた、ストレッチ効果の高いフローをご紹介していきます。
ぜひ、日々の練習に取り入れてみてくださいね!
ますは基本をしっかり押さえて
パリガーサナは、膝位のアーサナなので安定感があり、初心者の方でも行いやすく、骨盤の向きを丁寧に感じ取り、調整することで精神的にもセラピー効果が得られます。
まずは膝立ちになり、片脚を真横に伸ばしましょう。このとき、骨盤の向きは正面にセット。
吸う息で伸ばした脚と反対の腕をあげ、背骨の伸びと同時に体側の縦の伸びを感じましょう。手の小指先を天井に近づけるよう意識することで、より伸び感を感じられます。
そして吐く息で、上体を真横に倒します。
前かがみにならないように、気持ちよく呼吸ができる範囲まで側屈を深めていきます。首の角度は急激に曲がってしまわないように、背骨の延長線上に気持ちよく長く伸ばし行うことで、緊張性の頭痛への効果が高まります。
呼吸するごとに肺が膨らんだりしぼんだりするのを感じながら、伸びている方の体側そして縮んでいる方の脇腹へも意識を向けてみましょう。
戻るときは、吸う息でお腹の力で上体を起こし、吐いて腕を下ろします。
反体側を効果的にストレッチするフロー
パリガーサナは、体側を伸ばすのためには最適なアーサナですが、片方の体側を伸ばすということは拮抗筋の関係で、反対側の体側が縮まるということでもあります。
そこで体側の伸びを深めるオススメのフローをご紹介します。パリガーサナで一度縮こまった脇腹を思い切り解放し、伸ばすアーサナへ移行してみましょう。
まずは基本のパリガーサナで呼吸を深め、吸いながら起き上がって伸ばしていた腕を肩の下に付き、吐きながら反対の腕を伸ばします。
吸いながら起き上がって、吐いてもう一度パリガーサナへ。動きと呼吸を楽しみながら数回繰り返してもいいかもしれませんね。
そして反体側を伸ばした状態から、一度息を吸い、吐きながら伸ばしていた足を床と平行くらいまで上げてみましょう。そこでキープします。
伸ばした腕の指先から足先までを引き延ばすように意識してみましょう。脚はお腹から生えているようなイメージでしっかりと遠くまで伸ばして!
私は短足ですが、この時ばかりは菜々緒ちゃんばりの長脚をイメージしています、笑。イメージ大切!
もし余裕があれば、あげた脚で円を描くエクササイズを取り入れてみるのもいいと思います★10周ずつ、反対周りも行いましょう。
吸いながら起き上がったら、吐いて腕を下ろして肩もリラックス。反対側も行います。
側屈は体幹の強化になる
側屈のアーサナはヨガではたくさんありますが、そのどれもが、体幹の筋肉をしっかり使うものです。ヨガ的には、こうしてお腹の力を意識することで丹田へのエネルギーを充電するという目的もあります。
そうすることでより肝の据わった安定した心身へと近づくことができます。
ちょっと話は飛びますが、丹田のエネルギーをしっかりと練り上げておくことは、地に足をつけ、今やるべきことを正確に見据える直感力をも養っていきます。
夢の実現力を高めるのは、たゆまぬ努力と、方向性を見据える安定した心身なのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?一般的なアーサナであるパリガーサナ。引き締めた側の脇腹の伸びを深めるチャンスでもあります。
リラックス系のヨガでは反体側を気持ちよく伸ばすフローとしても取り入れやすいと思います。パワーを使いたいときは、腹筋を使うところまでやってみても楽しいですよね。
目的に合わせて、ぜひ取り入れてみてくださいね。