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ギフトナンバーとパストナンバーの違いとは?
こんにちは。数秘学マダムYUKOです。いかがお過ごしでしょうか?
今回は、生年月日チャートの中の「パスト」というポジションをご紹介します。前回は、チャートの右側の一番上にくる「ギフト」についてお話しましたが、パストはそのすぐ下に入る数字。パストの下には、アセットという数字が入ります。
チャートの右側の三つの数字はすべて、生まれながらに与えられたものとしての、あなたの才能や強みを表します。ただ、天から与えられたもの、という性質は同じでも、それぞれの数字の意味合いは、ポジションごとに異なっているのが、生年月日チャートの奥深く、おもしろいところです。
ギフトの数字が人生の中で強くなるのは36歳ごろから、ということは、前回の記事で触れました。ただこの数字には、幼少のころからそのエネルギーが発動し、才能として恩恵を受けることも多い、という特徴があります。
たとえば、ギフトが「3」であれば、前向きな性質や天性の明るさ、「8」であれば、強い精神力と責任感というように、その数字のいい面をあなたの強みとなるのです。言ってしまえば、これはアクセスしやすい数字。探さなくとも、あなたがその性質を持っていることは、容易に感じられるのです。
ギフトの数字との違いも、実はそこにあります。パストも「与えられた才能、強み」であるのは同じですが、これは、過去(DNA、過去世)から受け継いできた数字。
あなた自身の中にあることは確かですが、時間をかけ、努力を積み重ね、さまざまな経験を積んではじめて実感できるのです。
つまり、これはアクセスしずらい数字。数字の恩恵を受け取れると信じながら、だんだんとそのエネルギーを呼び起こしていくという、辛抱強さが必要です。
才能、強み、という言葉を聞くと、それがあたかも、すぐに自分のものになり、自由に使えるようなイメージを持ってしまいますが、そういうことばかりではありません。
できるはずなのに、できると分かっているのに、なかなか思うようにならない、ということがありませんか?でも、途中でやめずに続けていくと、いつか芽が出て、あなただけしか咲かせられないようなユニークな花が咲く。パストの数字は、そんな性質があります。
パストナンバーの計算方法
パストの数字は、生まれ年(西暦)の4ケタの数字をすべて足すと分かります。
2+0+0+5→7
パストは「7」になります。
過去から受け継いだ才能!パストナンバーの活かし方
パストの数字には、根気よく向き合うことが大事です。数字のエネルギーを最大限に出し切るために、すべきことをリストにしました。パストの数字は、2から11までです。
パスト2
精神的に独立した完全な大人として、他者とつながり、関係を築くこと。
パスト3
マインドを自由に解放し、純粋な気持ちで、瞬間ごとに楽しむこと。
パスト4
先を見据えながら、秩序立ててものごとを進めていくこと。
パスト5
五感を働かせ、すべてを体験すること。自分の体験をシェアすること。
パスト6
感性を磨き、人の気持ちに気づき、生きとし生けるものと心を通わせること。
パスト7
内省し、内を振り返りながら、大切な言葉を世界に届けること。
パスト8
自分の中の不屈の精神と、圧倒的な実行力を呼び覚ますこと。
パスト9
奥深い教えを徹底的に学び、自分の一部とすること。
パスト10
注目されることを恐れず、先頭を切って前へと進んでいくこと。
パスト11
天とつながり、そこから受け取ったものを、自分なりの方法で表現すること。
繰り返しになりますが、パストは、自分の中にあるということが、分かりづらい数字です。チャートのそのほかのポジションに、この数字がない場合は特に、自分とは縁もゆかりもないと思いがちです。
でも、そういうことではありません。あなたの中のどこかには、この数字のエネルギーが根づいていて、努力を続け、経験を積んでいくと、徐々にそれがあらわれてきます。36歳から53歳の間の年齢の方は特に、パストの数字に注目をしてみてくださいね。
次回はチャートの最後のポジション「パーパス」をご紹介します。チャート右側の一番下には「アセット」がありますが、ちょっと複雑なので、そちらはヨガ数秘学の講座で学んでくださいね。(出し惜しみではなくて、誤解があるといけないから、です!)
またお会いしましょうね。
数秘学マダムYUKOより。