一日一善を心がけてみる

一日一善を心がけてみる

一日一善とは

皆さんご存じの通り、「一日一善」という言葉には「一日に一回善い行いをしましょう!」という意味があります。またそれを、日々積み重ねていきましょう!という呼びかけでもあります。

「一日一善」、実は簡単そうでいてなかなか難しい行いです。忙しかったり自分にゆとりがなかったりする時は、良い行いをするよりも、自分が癒されたいという欲求が多くなり、他のことまで気が回りません。

気づけば、忙しくてゆとりがない頭の中は、「テレビが見たい」、「ご飯が食べたい」、「早く休みたい」など自分のやりたいことでいっぱいになっていませんか?

忙しい人ほど一日一善で安らぎを

果たして、自分の思うように癒しを求めたり、休むだけが、理想とするゆとりにつながるのでしょうか?そうではなく、逆に忙しい人ほど一日一善を心がけるだけで、自然とゆとりがでてくるのではないでしょうか。

何かひとつでも相手を思って善い行いをするだけで、カリカリ、ソワソワしていた心がスゥーっと安らぎに変わるはずです。

出来ることを一日一回やってみる

母親が少女を抱っこして微笑んでいるところ
笑いあうスキンシップも一日一善

例えば

  • お年寄りに席をゆずる
  • ありがとうと言う
  • 愚痴を言わない
  • 人のいい所を見つけて伝える
  • にっこり笑う
  • 困っている人がいたら助ける
  • ゴミを拾う

など、ちょっとしたことでかまいません。出来ることを一日一回やってみましょう。そうすると、パンパンになった頭の中や心の中にスペースが生まれて、さらにゆとりが出来ると思います。

ひとりひとりの意識が変化を生む

それは、偽善ではなくて真心から生まれるもの。ひとりひとりが意識をすることで、その思いやりが周りに伝わり、そこからさらに大きな輪が広がっていき、世界中が幸せに包まれていくように。そう考えるだけで幸せな気持ちをもたらしてくれると思いませんか?

その善い行いは、いつか必ずいいものとして自分に返ってくると思います。是非、一日一善の精神を心の片隅に置いて生活してみてくださいね。