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皆様こんにちは！よがくらげ雅子です。
いよいよ朝晩が過ごしやすくなり、秋も本格的になってきました。Pr△ra通信では、秋も本番の10月のヨガジェネカレンダーを配信開始です！
10月は年度途中の精神的な安定感に加え、過ごしやすい気候で子供の頃から運動会や遠足などを落ち着いて楽しめる大好きな月です。毎年キンモクセイの香りが漂いだすとその独特の季節感に心潤うのは、私だけではないはず。
今回は10月という過ごしやすくもあり、そして夏から冬への中間でもあるこの時期にオススメのアーサナをご紹介していきます。
お付き合い下さいね！
秋深まる季節に起こり易い不調
夏場の湿気から一転、気温が下がると同時に空気は乾燥し始めます。
すると起こり易いのが呼吸器の不調。少し冷たくなった乾燥した空気が肺に入る事でせきや声枯れなど、呼吸器の症状が起こり易くなります。
東洋医学、陰陽五行でも秋は「肺」が侵され易い季節であると言われていますが、ここで言う「肺」とは肺という臓器だけの意味ではなく、空気の入り口である鼻や口や喉も含んだ呼吸器全般の働きのことを指しています。
気温差が大きい季節は自律神経が乱れやすく、そうなると過呼吸など、呼吸のリズムも狂いやすい季節でもあります。
というわけで、「肺」の機能を健やかに保つためのアーサナを取り入れていきましょう♪
呼吸器系を整えて内臓の働きを活性化する、パリブリッタアルダアヌマーンアサナ
基本的なやり方
パリブリッタアルダアヌマーンアサナは、片脚の前屈から腹部をツイストし胸を開くアーサナです。
ローランジから背骨の長さを保ちつつ、息を吐きながらお尻を真後ろに引いて膝裏、腿裏をストレッチします。吸いながら前脚と反対の腕を上げ、胸を引き上げ、数呼吸繰り返しましょう。
一度、前屈を入れて息を吸いやすくする
前屈を入れて息をしっかり吐き切ってからパリブリッタアルダアヌマーンアサナに入ると、ツイストした状態でも息がより吸いやすくなりオススメです。
また、前屈の際、足の甲を伸ばすようにすると、足首のストレッチにもなります。足の甲や足首の前側を伸ばすと胸部や喉、上半身のリンパ腺の働きを活性化することができます。循環器系の働きにもアプローチできるので、一石二鳥です！
パリブリッタアルダアヌマーンアサナの際も足の甲を伸ばしても良いですが、フローの中に足首の動きを入れることで血流改善効果が高まるので、個人的には好きです。
色々試してみて、しっくりくる流れを探ってみるのも楽しいですよね。
パリブリッタアルダアヌマーンアサナのポイント
骨盤のポジションを保つ
このアーサナのアライメントは骨盤のポジションが重要。お尻を後ろに引いていくときには斜め後ろにずれていかないように真後ろに引くことを意識しましょう。
そうすることで前脚の膝裏腿裏にしっかり効いて下腹部が締まりやすくなり、腰が正しく伸びていきます。
そこから腕を引き上げるときは、骨盤の位置はそのままを保ち、ウエストからツイストすることを意識！安定した下半身を保ちつつ、余分な力みの無い上半身で呼吸を深めることができます。
呼吸はとても重要！
吸う息で胸を引き上げ、吐くときはお腹から深く吐き切ると、より内臓にも刺激が加わり、ツイストも深まります。また、深い呼吸のためには胸部のポジションも重要。肩から耳を遠ざける意識を持ち、吸う息を深く肺に送り届けましょう。
パリブリッタアルダアヌマーンアサナの効果
ポイントを押さえ正しく行うことで、たくさんの嬉しい効果を得られます。
- 肩関節、股関節の柔軟性を高める
- 姿勢改善
- 胸を開く事で呼吸器系に働きかけ、風邪やアレルギーの予防
- 腎臓を刺激してむくみの改善
- 内臓を刺激し、胃腸の働きを活性化
- 冷えの予防
まとめ
いかがでしたか？少し冷えてきた秋の空気をパリブリッタアルダハヌマーンアサナで気持ちよく取り込んでみましょう。肩周り、股関節の柔軟性が高まり、これからの季節特に気になる冷えの予防準備にもなります。
特に女性はお尻に脂肪が多く、お尻からお腹の冷えが助長されがちなので、伸ばしている脚のお尻の伸びも心地よく感じてみてください。
吸う息で背骨を伸ばし、吐く息でツイストを深めつつ前脚の伸びを感じて…5呼吸ほど繰り返すことでアーサナを味わってみてくださいね。
次回は、より狙いを絞って効かせる、パリブリッタアルダハヌマーンアサナのアライメント調整法をご紹介していきます。
お楽しみに★
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