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MIKIZOの部屋。本日のゲストは精神科医×ヨガスタジオオーナー:松島幸恵先生!
定番化してきた、ヨガジェネ代表MIKIZOがゲストをお招きして、語らう対談!今回は、ヨガジェネ初開催となる、心の基礎知識~精神疾患編~のワークショップが満員御礼となっている、精神科医:松島幸恵先生をお招きしています!
前編では、コロナ禍における精神医療の現状、実際に松島先生が院長を務めるクリニックでは、どんな患者様が多いのかを今日はお話頂いています。後編では、精神科医がお話する、ヨガのメンタルへの効果についても話して頂きますので、ぜひお楽しみください!
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ご紹介します。池袋メンタルクリニックの院長先生であり、日本でおそらく初めて、メンタルクリニックがヨガのスタジオを併設されてる、ウェルネスラボの代表でもあります松島幸恵先生です!どうぞ!
ちょっとしたご縁から私、最近仲良くさせていただいております!
現役精神科医に聞く!コロナで鬱は増えている!?
もうすでにリモートの仕事のスタイルが定着しつつある昨今でございますが、その影響によって、いわゆるリモート鬱って言うんですか?家の中で誰とも会わずに、ひたすら画面に向かってやる仕事によってリモート鬱…なんていう言葉を僕は最近よく聞いていまして。
コロナ以前も幸恵先生から「メンタルクリニックは人が溢れ返っている」と、「もう想像している以上に人が溢れ返っていて、一人何十分もケアできるような現状ではない」っていうのをお聞きしていたので、コロナになっておそらくその現状は悪化してるんじゃないかと勝手に予測してまして。
その辺の現状をまずお聞きしたいんでけど、いかがですか?
特にもともと問題があったご家族とかで、DVとかアルコールや賭け事など、そういったことで問題がより顕在化してしまったお家なんかもあったと思います。
意外だった!?多いのが学生のメンタルへの影響
いきなり学校はオンライン授業で。どうやら後期もオンラインになってしまったようなんですけど。私たちの大学生の時みたいに、新歓コンパがあってちょっと胸ときめく出会いがあってみたいなのが大学生じゃないですか(笑)
考えも及ばなかったようなことが起きてますよね。
ヨガジェネレーションの考える未来。ヨガ×医療の世界を。
実際に今日の動画って特に…いろんな方に見ていただきたいんですけど、特にヨガの指導されるようなヨガの先生、いわゆるヨガのインストラクターの方に、この現状というかコロナ禍…コロナ以前もそうなんですけど、コロナ禍における心と体の世の中の人の現状っていうのを知って頂きたくて、色々お聞きしたいなと思ってるんですが。
実際に来院される方が例えば100人いるとすれば、どういう症状というか病名というか、どういうケースの方が上からでいうと多いんですか?
よくメンタルクリニックっていうと鬱の方が多いのかなぁ、なんていうのはぼんやりとイメージ湧くんですけど、現状はどういう感じなんですか?
多いのは鬱だけじゃない!?コロナ禍で多いのは不安障害と強迫神経症
ネガティブな情報も溢れかえってるし、もしかすると自分の生命や職業とかも危険があるかもってなったらいきなり不安になりますよね。そういうパニックみたいな症状がすごく多いですね。
他どうですか?パニック症候群だったり、強迫神経症だったり、次くらいに鬱とかが来る感じですか?
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いかがでしたか?意外にも鬱病よりも強迫神経症や不安障害などの病の方が多いというお話はとても興味深いものでした。
私たちは、心の病について、聞いたことはあるけれど、その現状やその症状などについては知らないことが多い。実は皆さんのヨガクラスに通っている生徒さんにもそんな人がいたり、悩んでいらっしゃる人がいるかもしれません。
ヨガインストラクターはお医者さんではないので、診断はできません。
しかし、色々な症状で悩む人に「病院に行ってみてはどうですか?」とお声かけすることはできます。そのために作ったのが、今回、幸恵先生にお願いした心の基礎知識~精神疾患編~のワークショップでした。
今回はコロナ禍で多く来院される患者さんについてお聞きしましたが、後編は「メンタルヘルスにおけるヨガ」をテーマにお話して頂いています!文字で読みたい方は後編をお楽しみに!