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もっとユーザーのこと考えんかい。こんなもん誰が読むねん!
入社当時は記事を書く度に、よく社長から怒られました。こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
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10個作ってみる。
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「俺に10個作れって言われて10個しか作らへんから成長せぇへんねん!」と怒られる。
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次の日50個作ってみる。
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「数だけ作ってもあかんわ!」と怒られる。
という具合に、何をやっても怒られていました(本人覚えてないと思うけど)。最近、おじいちゃん度が増していて、まったく怒らなくなったので、ちょっと張り合いがないくらい、丸くなってしまいました。この人
ヨガジェネレーションの代表:酒造博明|MIKIZOです。
それでも、講座の切れ味は、相変わらずキレッキレ。勢いだけで最後を締めくくっていた(笑)ヨーコ・フジワラ先生のRYT200、6日目。今回は、講座の様子、というより、ヨーコ先生とMIKIZOの話を少しだけ私の目線から紹介したいと思います。
大前提。ヨガの指導資格を取ってもヨガ指導はしなくても良い
MIKIZOが必ず講座で言うことがあります。
皆、ヨガの先生になる資格を取ったからといって、ヨガの先生にならなくてもいいからね
これには、2通りの意味があります。
1つ目は、全員がヨガインストラクターとしての素質があるわけではない、ということ。
2つ目は、何らかの要因で、自分が満たされていない。例えば、今、とても苦しいことがある、辛いことがある。人のことなんて考えられない。という状況下にあるとき。そんな時にはヨガを人に指導することはないよ、というのがMIKIZOのお話です。なぜなら、そんなときは、自分自身のためにヨガが必要なフェーズだからです。
「ヨガ指導者になる」ということは、自分以外の人にヨガを教えていく人になるということ。「人のために」というのがキーワードです。そのためには、まず自分自身が安定していなければなりません。
プロとは何か。アマは自分が喜ぶ、プロは人が喜ぶ
私は、この動画をしつこいくらいに流したい。(笑)
この2人の会話は、ヨガを指導していく人、全員に見てほしい。そしたら、きっと集客に困らないインストラクターになるはずです。
プロとは「それ(私たちであればヨガ)を誰か人のために努力ができる人のこと」。これがプロの定義です。私は、これをMIKIZOから聞かされた日の衝撃は忘れられない思い出です。
私は、4年前ヨガをほとんど知らずにこの会社に就職をしました。どうやったら人は幸せになるのか、そんな仕事ができたらいいな、と漠然と考えていた時に偶然、出会ったのが、この会社でした。ヨガを知らない私でしたが、プロという言葉には人一倍思い入れがありました。
アマは自分が喜ぶ。プロは人が喜ぶ。
故・野村監督の名言です。その言葉を信じてスポーツをしていた私は、MIKIZOの言葉に再度、遠い青春時代を思い出し、今でもこの会社で働いている訳です。
人を笑顔にする瞬間。幸せを作り出す仕事
更に、私が裏方で頑張ってみようと思った最大のきっかけ。それがヨーコ先生の来日でした。当時まだ入社半年にも満たない新人だった私に先生が見せてくれたのは、「人が幸せになる瞬間」「信頼している先生に会いに来る生徒の顔」でした。
正直、当時のヨガ知識はあまりに低く、書くのは恥ずかしいですが、レッドクラスを真剣に「Red class」だと思っていました(笑)
そんなド素人でもわかったのが、「この人は人を幸せにできる先生だ」ということ。聞けば、徹底的な生徒目線。皆を楽しませるにはどうするか。面白いと思ってもらうにはどうしたらいいか。むしろ、いらない情報もあるんじゃないか。
ヨーコ先生がワークショップをやるときは、皆を楽しませることが最優先。だから、練習に行き詰った生徒でさえ、ヨガを好きだったことを思い出してくれます。
そのプロの姿勢に心を掴まれたのは言うまでもありません。
あの光景に出会っていなければ、私は今ここにいないと思います。
今でもたまに、ヨーコ先生のスタンスを聞かせてくれることがありますが、そこは絶対にブレていないし変わらない。だから私は胸を張って、ヨーコ先生の講座を皆さんにお薦めできるのです。
徹底的なユーザー目線を培うには?
私たちのようなヨガ業界の裏方仕事というのは、基本的に「あの人たち何やってるんだろう…?」と思われがちですが(笑)ヨガをアウトプットする仕事がほとんどです。
アウトプット能力を入社当時に徹底的に叩きこまれます。私が入社当時は、MIKIZOもまだまだイケイケな時代でしたので、休みの度に
「スワンボートに乗ってこい」とか
「〇ィレッジバンガードに行ってこい」とか
「表参道で美容院に行ってこい」とか
「〇ィズニーシーで〇ートルトークを見てこい」とか
「一体何の役に立つねん!」というような研修が数々ありました。(もちろん今はこんな無理強いはさせられません。)
でも、このおかげで、人が何を見て喜ぶのか、今の流行、どんな人が一流なのか。肌で勉強できました。(まぁまぁお金がかかりましたが。笑)
なので、私が言えることがあるとすれば、流行りのものや売れているもの、人が多く集まる場所を見ること、知ること、そしてその本質を探ること。そういったことをする癖をつけるといいと思います。それがヨガを仕事にしたときに、必ず集客に繋がっていくはずです。
出会いは必然。プロ2人に出会えた奇跡
私はこの先もきっとヨガを教えることはありません。裏方は、勉強しないといけないことは山ほどあるし、好きじゃない流派のヨガであっても、担当になれば、PRすることもある。最近では医療関係の方々との仕事が増えたので、ヨガ以外のことも勉強するので頭がパンクしそうです(笑)
だけど、こうやって、レポートを書いたり、メルマガを書いたり、講座を企画している方が好き。新しい講座を作りながら、これに来てくれる生徒の顔を想像して、仕事をしている瞬間は「自分がどう思っているか」ということは頭から離れています。
だけど、私が一番幸せだったのは、偶然にもこの社長と先生に出逢えたことなのでしょう。照れくさいから、本人たちに直接言ったことがないのですが、今、私がこの仕事をしているのは、間違いなく2人がいたから。
だからきっと、この2人に出会えたヨガの先生は良い先生になるはず。きっと良い方向に人生が変わるはずだと思っています。
MIKIZOのビジネス講座は本当にヨガ指導者として大切なことを話してくれています。そして、そのMIKZOの信念を表で表現してくれえいるのがヨーコ先生です。MIKIZOやヨーコ先生のこの信念のもとで育っていくヨガ指導者は、きっと良い先生になるはず。そんな指導者がヨガ業界に増えればいいなと私は思っています。