ヨガを勉強し始めて少し深く知っていくと、訪れるのが「自分の内側と向き合うこと」。最初の頃は、アーサナができるようになることがただ楽しかったヨガの時間。それが段々と自分の内側を知ることに向かっていきます。
そうなってくると起こるのが自分との葛藤です。
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
今回ヨーコ先生がRYT200の中でお話していた自分との向き合い方が、とても面白かったので皆さんにもシェアしたいと思います。
サンガワイ初!レッドクラス後の瞑想タイム
今回のRYT200のトレーニングでは、朝のプラクティスの後に静かな瞑想の時間があります。これは歴代トレーニングでも初のプログラム。あれだけしっかり動いたあとの瞑想は至福のひと時だろうなと思います。
ただ、瞑想の時間が苦手な方がいるのも事実です。
私たちは、何かを「する」ことが得意な生き物。特に現代人は、毎日「すること(タスク)」に追われていますよね。何もしない、ただ静かに座る時間というのが苦痛人もな人も多いのです。
今回も、
「座る時間、苦手な人どれくらいいる?」
というヨーコ先生の問いかけにパラパラと手が上がっていました。
瞑想が苦手な理由は?
瞑想が苦手な理由を皆さんに聞いてみると
- 考え事が浮かんでくる
- 妄想になってしまう
- 寝そうになる
- 心が定まらない
こういった声が。マインドが定まらない気持ち、よくわかります。すっと瞑想に入っていける日もあれば、いろんな雑念が湧いてきて、中々集中できない日もあります。
このほかにも、体的に「長く座っていると腰が痛い」「膝や足首が痛い」という体の辛さを訴える人も多いですが、さすがRYT200のトレーニングを受けている人たちはレベルが高い!
すでに座ることはできるけど、自分の内側との葛藤があるようです。
瞑想中のマインドはしつけが大事
マインドの動きはどうすればいいのかということに対して、ヨーコ先生は、
これはもう練習なのよ。しつこく繰り返していくうちに、マインドが動きそうなときに、『動かない』ように躾けることができるから。
何度も繰り返し行い、そして戻ってくる場所を1つ定めると良いと話してくれました。私たちには様々な感覚器官が備わっています。良い香りがすれば、そこにマインドは持っていかれるし、音がすれば、そこに意識を向けてしまいます。
しかし、ちゃんと戻ってくるところを持っていれば、もう一度集中することができる、
一番良いのは呼吸かな
とヨーコ先生はアドバイスしてくれました。
ヨーコ先生も苦手だった?!難しいのは自分を受け入れること
また、ヨガや瞑想をしていると、否が応でも色々な自分と出会います。新たな一面を発見することもあれば、目を背けたくなるような感情や嫌な自分とも向き合うことに。
そんなときによく言われるのが
「自分を受け入れましょう」
という言葉。ヨーコ先生ご自身も、かつてこの言葉に対して、抵抗があった時期があったと言います。
だけど4~5年前かな、座禅寺に行ったことがあってね。座禅っていうのは、『自分に耐えることだ』って言われたの。そのとき初めて、納得いったんだよね。
受け入れるという言葉が、きれいごとのように思えてならない。というのは、私は激しく同意します。(笑)だって、自分の嫌なとこは、嫌だし、受け入れろと言われてできるもんじゃない。やれと言われて素直にできるなら苦労してないし(笑)
だけど、「耐えることならできる」と思った。とヨーコ先生。どこまでもストイックだけど、日本人って我慢強い人種。なるほど、と思いました。
“自分であること”を耐えてるうちに、だんだんと、「これでもいいのか」という形で受け入れることが自然にできるようになっていくそう。
「受け入れる」ことに抵抗感がある方はぜひ、まずはその自分に「耐える」ところから始めてみるのもいいかもしれませんね。
このトレーニングも折り返しを過ぎ、いよいよラスト1ヵ月となってきました。この前始まったと思っていたのに…!と過ぎゆく時の速さについていけない。。。残り数回となったトレーニングですが、また、レポートさせて頂きたいと思います!